中学社会のレポート「平和な社会を築くために、私たちはどのように社会に関わるべきか。」
日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。
生徒が、中学からの課題で悩んでいました。
目次
通知表【主体的に学習に取り組む態度】で評価される、社会科のレポート課題
一昨年、中学校の通知表の評価が大きく変わりました。
(詳しくは以下の記事を参照下さい)
とくに、上の図にある「学びに向かう力、人間力等」の部分が大きく変わった点で、具体的には「関心・意欲・態度」から「主体的に学習に取り組む態度」という表現になりました。
社会科の先生からのプリントにはこんな記載がありました。
【主体的に学習に取り組む態度】
自分の学習状況を把握し、自分の学習を調整しながら学ぼうとしているか全体やグループの中で学習課題に対する自分の考えを発表し、仲間や教師からもらった意見を生かして自分の考えを再構築できたか。
自分の学習を振り返り、理解できたこととできていないこと、資料の読み取りなど高まったカと不十分な力を分析し(振り返り用紙等に表現し)学習の進め方を改善することができたか。
評価ポイント
→発表・発言の内容、レポートやプリント等の内容
この、「主体的に学習に取り組む態度」で評価されるレポート課題が、中3生になると増えますね。
今回のレポートのテーマ「平和な社会を築くために私たちはどのように政治に関わるべきでしょうか。」
今回のレポートのテーマは「平和な社会を築くために私たちはどのように社会に関わるべきか。」です。
中学生へのレポートのテーマとしては、平和というテーマはとても大きくて、社会への参加と言われても、学校と家庭ぐらいしか見えていない中学生には、なかなか難しい課題だなという感じです。
そこで、生徒には以下の2点について考えて見るようアドバイスをしました。
1.テーマを絞って、身近な具体的な事例で考えること。
「平和」というキーワードは中学生には大きすぎるし、リアルタイムでハマス(パレスチナ)とイスラエル、ロシアとウクライナで起きている戦争などもあり、そういった国家間の紛争をイメージしてしまうと、中学生が扱うには手に余ってしまいます。
そこで、平和な社会の裏返しとして、争いごとのある社会を考え、どんな争い事が、世界だけでなく、身の回りで起きていないか、その争いごとが起きにくくするためには何が必要か、そうした争い事が起きにくい平和な社会をどう実現するかについて考えてもらいました。
例えば、人種差別、宗教での対立、分断された社会間の対立など。
ニュースで目にするような争い事、対立の理由を考え、どうすれば、その争いごとが起きにくくなるだろうか。
とっても難しい問いではありますが、例えば、もっと相手のことを勉強するといった中学生らしい素直な答えで十分だと思います。
2.中学生にできる社会とのかかわりとはなにか、また今できることはなにか。
中学の公民でならう人権や、その人権を脅かすいろいろな差別の実態。
公民の教科書には、多くの事例が掲載されており、日本にもいろいろな差別などが根強く残っていることを学びます。
平和な社会を築くためには、差別をなくし、争いごとをなくし、お互いを理解し合って暮らせる状況が必要です。
一方で、子どもたちの身近な争い事といえば、いじめの問題があります。
いじめのない平和な学校が作れれば、それは争いのない平和な社会を作ることにつながると考えられます。
そんな視点で、課題に取り組んでもらえたら、いいレポートが書けるのではないかと思います。
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主体的に学習に取り組むのであれば、自ら「考える」力が必要です。
この自ら「考える」力を育てるのに最適なのが昨年から行っている「方眼ノート講座」です。
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今日の生徒も、まず、方眼ノートを使って、このテーマについて「考えて」いましたね。
方眼ノートを使って、「考える」ことを日頃から行っていると、こうしたレポートにも対応できるようになりますよ!
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