中学社会のレポート「平和な社会を築くために私たちはどのように政治に関わるべきでしょうか。」

日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。

 

生徒が、中学からの課題で悩んでいました。

目次

通知表【主体的に学習に取り組む態度】で評価される、社会科のレポート課題

昨年、中学校の通知表の評価が大きく変わりました。

(詳しくは以下の記事を参照下さい)

 

とくに、上の図にある「学びに向かう力、人間力等」の部分が大きく変わった点で、具体的には「関心・意欲・態度」から「主体的に学習に取り組む態度」という表現になりました。

 

社会科の先生からのプリントにはこんな記載がありました。

【主体的に学習に取り組む態度】

自分の学習状況を把握し、自分の学習を調整しながら学ぼうとしているか全体やグループの中で学習課題に対する自分の考えを発表し、仲間や教師からもらった意見を生かして自分の考えを再構築できたか。

自分の学習を振り返り、理解できたこととできていないこと、資料の読み取りなど高まったカと不十分な力を分析し(振り返り用紙等に表現し)学習の進め方を改善することができたか。

評価ポイント
→発表・発言の内容、レポートやプリント等の内容

 

この、「主体的に学習に取り組む態度」で評価されるレポート課題が、中3生には、これまで3回~4回ほど出されています。

 

今回のレポートのテーマ「平和な社会を築くために私たちはどのように政治に関わるべきでしょうか。」

そして、今回出された課題のテーマが大きくて、生徒も頭を抱えていました。

 

今回のレポートのテーマは「平和な社会を築くために私たちはどのように政治に関わるべきでしょうか。」です。

 

中学生へのレポートのテーマとしては、平和というテーマはとても大きくて、しかもまだ参政権もない中学生にとって政治参加と言われても・・・という感じです。

 

そこで、生徒には以下の2点について考えて見るようアドバイスをしました。

 

1.テーマを絞って、身近な具体的な事例で考えること。

「平和」というキーワードは中学生には大きすぎるし、リアルタイムでウクライナで起きている戦争などもあり、そういった国家間の紛争をイメージしてしまうと、中学生が扱うには手に余ってしまいます。

 

そこで、平和な社会の裏返しとして、争いごとのある社会を考え、どんな争い事が世界で起きているか、その争いごとが起きにくくするためには何が必要か、そうした争い事が起きにくい平和な社会をどう実現するかについて考えてもらいました。

 

例えば、人種差別、宗教での対立、分断された社会間の対立など。

ニュースで目にするような争い事、対立の理由を考え、どうすれば、その争いごとが起きにくくなるだろうか。

とっても難しい問いではありますが、例えば、もっと相手のことを勉強するといった中学生らしい素直な答えで十分だと思います。

 

2.中学生できる政治参加とはなにか、また今の世の中でできることはなにか。

中学の公民でならう政治の世界。

公民の教科書の「わたしたちの政治参加」にはこんな記述があります。

中学3年生はあと3年ほどで、国や地域の将来を、選挙を通じて決めるようになります。それに 備えて、ふだんから政治に関心を持ち、さまざまな意見を検討し、自分なりに判断できるようになっておくことが必要です。 選挙での投票以外にも,さまざまな政治参加の方法があります。国や地方公共団体に意見を伝えることも政治参加です。立場や得る利益が同じ人々の集まりである利益団体(圧力団体) に 加わることや、 身近な地域でまちづくりや住民運動などに加わることも政治参加です。

選挙運動の手伝いをしたり、自分が選挙に立候補して政治家として活動したりすることも政治参加です。 選挙に立候補する権利である被選挙権も、 選挙権と同じように、一定の年齢以上の全ての国民に認められています。

最近では、情報公開制度を利用して、国や地方公共団体の仕 事の仕方を調べたり、監視したりすることも行われています。 また、インターネットを使って、政策を調べたり、政治に関する問題を話し合ったり、政治家に自分の意見を伝えたりすることも、新しい政治参加の方法として広がっています。

 

まずは、選挙への意識ですね。

中学生はあと3年ほどは選挙権がありませんが、家族や周りの大人達に、自分たちの未来のためにこんな政治家を選んでほしいと伝えることはできます。

また、3年後に備えて、しっかり政治の仕組み、今の世の中の問題点を学んで準備しておく必要もあるでしょう。

 

さらに、最近では、SNSでの意見が多くの人々の共感を呼び、大きな世論を形成するということが起きています。

数年前の大学入試改革では、英語の4技能の民間試験について見送りが決まったのもSNSがからの世論の力ですし、ホットは話題では、東京都立高校のスピーキングテストの是非なども、盛り上がりを見せています。

 

SNSを使った世論への呼びかけであれば、中学生でもできますね。

そういった具体的な行動を政治参加として書けば良いと思います。

 

「主体的に学習に取り組む態度」を育てるなら方眼ノートです!

主体的に学習に取り組むのであれば、自ら「考える」力が必要です。

 

この自ら「考える」力を育てるのに最適なのが昨年から行っている「方眼ノート講座」です。

 

小学生であれば、「方眼ノート for KIDS」ですし、中学生であれば、「方眼ノート 1Day ベーシック講座」が最適ですね。

どちらの講座でも、自ら「考える」力を育てることができます。

 

実際、塾生でもレポートでSランクの評価を頂いた生徒もいます。

方眼ノートを使って、「考える」ことを日頃から行っていると、こうしたレポートにも対応できるようになりますよ!

 

 

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