今朝はClubhouseのコーチング部屋でした。民主主義を学ぶにあたって「日本の学校の大問題」について議論しました
日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。
月曜に、Clubhouseにてコーチングのお話をさせていただきました。
目次
今朝はClubhouseのコーチング部屋でした。民主主義を学ぶにあたって「日本の学校の大問題」について議論しました
自分の誕生日である10月1日に、コーチングをもっと多くの方々に知ってもらいたいとの思いで、麻有子さんと私の2人のコーチでクラブを設立しました。
クラブ名は「気付きを促す放牧クラブ」です。
皆さんは、日頃から常識や、世間体など、見えない「何か」に縛られていませんか?
そんなみなさんを「コーチング」を通して、改めて自分を見つめてもらい、気付きを促し、自分を解き放って欲しいという思いを「放牧」というキーワードに込めました。
そして、今日、通算46回目のRoomを開きました。
しばらくは、民主主義について皆さんと一緒に考える部屋を行います。
「子どもたちに民主主義を教えよう」の第6回 ~日本の学校の大問題~ 課題1,2
今年からは、工藤校長&苫野先生の共著である「子どもたちに民主主義を教えよう ~対立から合意を導く力を育む~」の本をもとに、参加者の皆さんと一緒に、民主主義について一緒に考える部屋を始めました。
今日は第6回で、~日本の学校の大問題~について議論しました。
こちらで録音をお聴きいただけます。
今日は、こちらの2章から課題1~2について本をもとに議論を行いました。
かなりテーマが多かったので、2時間超えのお部屋になりましたが良い議論ができたと思います。
2章・日本の学校の大問題 -民主主義を妨げる6つの課題
課題1:心の教育|「思いやり」では対立は解消できない。
嫌いな人がいたってかまわない
道徳教育から市民教育へ
子どもへの愛情なんてみえないもの
課題2:いじめ問題|「いじめ撲滅」の発想がいじめを増やす
逃げ場のない学校設計への2つの提言
いきなり「心の教育」ではなく、具体的な行動を教えるべきと工藤校長は言いますが、スピーカーのメンバーはちょっと極端すぎるかなと。
とくに、心の教育ができていない家庭が増えてきているなかで、学校でも心の教育をしないと大変なことになるのではと心配していました。
学校でやったらいいなと思う心の教育の一例として、感情をどうやって言葉にするかについての授業のやり方を、Rukaさんが教えてくれました。
感情を言葉で表す授業は、国語ではなく「音楽」でやるべきだと。
なるほど、音楽を聞いてどう感じたかを頑張って言葉にしていく。
最初は、感情表現が書かれた表の中から選ぶことからはじめ、徐々に自分の言葉を増やしていけばいいと。
そうやって自分の気持ちを言葉で表現することを覚えていくってやり方があることを教えてくれました。
いま、自分の気持ちをうまく言葉にできず、すぐ汚い言葉や激しい言葉を使ってしまって相手を傷つけてしまう人が増えているという話があります。
そういった人には、まず感情を言葉に表す練習からしていく必要があるとのこと。
できれば、それは家庭の中でできるようなっておくといいと思いますね。
週以降も「子どもたちに民主主義を教えよう ~対立から合意を導く力を育む~」の書籍をテーマに議論をしていきます!
放牧クラブでは、これからは毎回、こちらの「子どもたちに民主主義を教えよう ~対立から合意を導く力を育む~」を取り上げます。
日本では、民主主義が正しく根付いていないと著者の工藤校長、苫野さんは書籍の中で仰っています。
そして、日本に民主主義を根付かせるためには、学校で「対話の訓練」をしていくしかないといいます。
では、我々大人はどうでしょうか。
来年から、Clubhouseの中で、大人同士での「対話の訓練」を行い、民主主義とは何かを一緒に考えていきたいと思っています。
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