日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室　塾長の西尾です。

 

中３の受験生がChatGPT4を初めて使ってみました。

高校入試の国語の解説をChatGPT4に！　生徒が追加質問するぐらい上手く説明してくれました！

 

英語が得意なのはよくわかっていて、これまでChatGPTにまかせてきたのは英語ばかりでしたが、今回、生徒からのリクエストもあったので、ChatGPTに国語の入試問題の解説に挑戦してもらいました。

 

国語の問題の本文などはとても長いので、手で入力したらとっても大変ですが、いまは、iPhoneなどのカメラにOCR機能がついているので、写真を撮るだけで簡単にテキスト化できますね。

数ページにもなる国語の長文や設問も、あっという間にテキスト化でき、そのままChatGPTにコピペで流し込みできました。

 

こちらのリンクから、ChatGPTの解説が読めます。

 

 

 

ChatGPTからの解説、わかりやすかったですね。

 

なぜ、この選択肢が正解なのかだけでなく、なぜ他の選択肢が選べないのかの理由も解説してもらったら、自分の選択肢が正解ではない理由が明確になって、生徒も納得していました。

 

さらに、生徒が追加の説明を求めて、ChatGPTに質問を投げていましたね。

解答の根拠の場所がよくわからなかったようで、「どこにその記述があるか教えてほしい」とか、自分が選んだ選択肢が間違っている理由について、詳しく確認したりしてます。

 

ただ、問い３の解説で、正解は「オ」だとして、最初の解説で、本文に直接書かれているわけではないとしていたのに、生徒からの追加質問では、前言を撤回し、理由を適切に捉えていると解説してしまっています。

このあたりは、まだまだ解説が甘いなと言う感じですね。

 

「技芸に仕上げたものであると言うこともできる」という表現は、日本の庭が技芸に仕上げられた理由ではなく、そういう見方もできるという程度の表現ではないのでしょうか？

 

と助け舟をだしたら、理由を直接的に説明しているわけではなく、そのような見方が可能であるという、ある種の解釈の余地を提供しています。と正しい解説に戻ってきました。

ChatGPTも迷うような問題だったということですね。

 

たしかにこの問題は、配点が他の問題の２倍になっていて、難易度が高いことがわかります。

 

ChatGPTなどの生成AIは、内容を理解して回答しているわけではないので、回答にこうしたふらつきがでてしまうのはある意味仕方がないことかもしれません。

そうした人間のような迷いもあるというのを理解したうえで、上手に使えたら、いいトレーニング相手になってくれますね！

 

 

 

 

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