入試対策講座 第七回 期末テストが終わったので、一気に受験モードに突入!

日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。

 

今日は、入試対策講座の第七回目です。

目次

ここから先は、入試の得点を1点でもあげることにこだわりを

昨日まで、期末テストだった中3生、テストが終わった翌日ですが、家族の都合で欠席した1名を除いて、元気に入試対策講座に出席してくれました。

昨日までは、内申(通知表)の点数を1点でも上げるための努力でした。

そして、1日経った今日からは、学力テストの得点を1点でも上げるための努力に目標が変わります。

 

ただし、入試がゴールではなく、あくまで、高校というスタートラインに立つための、そして、高校3年間を余裕を持って過ごすための努力だということを忘れないでほしいと、冒頭に時間をかけて説明しました。

 

高校3年生の先輩の充実した高校生活を支えたものは・・・

今高校3年生の卒塾生(と言っても、定期的に塾に勉強に来てくれていますが・・・)が先日こんな話をしてくれました。

 

高校3年間、アスリート特進という、部活と勉強のどちらも高いレベルを要求されるコースで1~2位をキープし続けた生徒です。

立命館大学への指定校推薦を勝ち取り、すでに、勉強内容は、大学進学後を見据えた勉強に切り替えています。

この生徒に、この高校3年間を支えたのは何だったかを聞いてみました。

 

「中学3年生の12月に高校の推薦が決まったあと、高校に入るまでの頑張りが今の私を支えています」とキッパリ。

 

私立高校への推薦が決まると、気が抜けてしまう生徒が多い中、この生徒は、自らを律して、高校入学まで頑張って勉強しようと誓ってくれました。

理由の一つが、部活推薦で入学するため、高校に入学した後は、部活優先でまとまった時間勉強ができないだろうという予想のもと、今のうちにできるだけ学習面で貯金をしておきたいというものでした。

もう一つが、資格への挑戦です。

すでに英検3級は持っていたので、漢検の準2級にチャレンジすることにしました。

そして、最後の一つが、定期テストの自己最高順位を更新するという目標です。

 

こうして、まずは、1月の学年末テストで、最高順位を獲得すると、ついで、2月の漢検では、準2級に合格し、その後、高校入学後の予習もこなすようになっていきます。

 

そうそう、この調子で勉强していたので、私立高校の推薦入試での筆記テストではものすごくいい結果だったらしく、入学前に部活の練習に合流した際、顧問の先生から、「入試頑張ったね!」と声がかかったそうです。

 

先輩たちの背中を見ながら、頑張る受験生

中3生が入試対策講座中ですが、期末テストが近い高校生3人が黙々と自習をしています。

 

こうした先輩たちの頑張る姿を間近で見れるのが、無学年でクラス分けもされていない小さな塾の利点ですね。

受験生たちは、高校に入るのがゴールではなく、高校に入った後も、しっかり勉强し続けるのが、当たり前だと思ってくれています。

 

そういった、勉強にはゴールが無いことを先輩たちの背中を借りながらしっかり伝えていくことも、私の大きな仕事だと思っています。

 

 

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