丸暗記ではなく、理解をしよう。そのために必要なのが「なぜ?」という疑問です。
日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。
中3生が公民を一生懸命理解しようとしてくれています。
丸暗記ではなく、理解をしよう。そのために必要なのが「なぜ?」という疑問です。
中3生の社会は、公民の政治がテスト範囲です。
公民は、今の世の中についての学びなので、地理や歴史に比べると語句を覚えやすいと思っています。
ただ、やみくもに、機械的に覚えようとすると、あっさり忘れてしまって、テストのときに思い出せないってことになります。
そこで、ぜひやってほしいのが、「理解をする」ということです。
理解のために必要な道具は「なぜ?」という一言だけ。
これを今日の中3生からの質問に、「なぜだと思う?」と返すことで理解が一気に深まります。。
例えば国会で法律を作るとき。
衆議院で可決後、参議院に送るけど、なぜだと思う?
参議院で否決されたとき、衆議院に戻して2/3の賛成で可決できるのはなぜだと思う?
予算が衆議院から審議するのはなぜだと思う?
などなど・・・
こうやってなぜ?を考えることで、理解が深まり、暗記ではなく理解した状態で覚えることができます。
こうなると、簡単には忘れなくなるので、テストでもしっかり思い出せるでしょう。
こんなふうに、しっかり生徒に考えてもらったら生徒から一言、
「結局全部衆議院の決まりが優先するなら、参議院っていらなくないですか?」
結論だけ見ると、たしかにそう思えるけど、じゃ、参議院が必要な理由ってなんだろう。って返しておきました。
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