昨日はClubhouseのコーチング部屋でした。学校で民主主義を実践するための「対話の方法」について議論しましたPart3
日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。
昨日は、3週間ぶりにClubhouseにてコーチングのお話をさせていただきました。
目次
昨日はClubhouseのコーチング部屋でした。学校で民主主義を実践するための「対話の方法」について議論しましたPart3
自分の誕生日である10月1日に、コーチングをもっと多くの方々に知ってもらいたいとの思いで、麻有子さんと私の2人のコーチでクラブを設立しました。
クラブ名は「気付きを促す放牧クラブ」です。
(現在は、Clubhouse の仕様変更に伴い、放牧ハウスに変わりました)
皆さんは、日頃から常識や、世間体など、見えない「何か」に縛られていませんか?
そんなみなさんを「コーチング」を通して、改めて自分を見つめてもらい、気付きを促し、自分を解き放って欲しいという思いを「放牧」というキーワードに込めました。
そして、今日、通算51回目のRoomを開きました。
しばらくは、民主主義について皆さんと一緒に考える部屋を行います。
「子どもたちに民主主義を教えよう」の第11回 ~学校は「対話」で変わる~ Part3
今年からは、工藤校長&苫野先生の共著である「子どもたちに民主主義を教えよう ~対立から合意を導く力を育む~」の本をもとに、参加者の皆さんと一緒に、民主主義について一緒に考える部屋を始めました。
今日は第11回で、最終章です。~学校は「対話」で変わる~について議論しました。
こちらで録音をお聴きいただけます。
3章・学校は「対話」で変わる -教育現場でいますぐできる 哲学と実践ー
強制参加か希望制か -自分で葛藤して、学ぶ力
いつもは、4~5つぐらいのテーマについて、お話できるのですが、昨日は、この強制参加か希望制かというテーマで話し始めたら、スピーカの3人の中でも意見が割れて議論になり、そこに、リスナーの方も数多く加わったので、1テーマに2時間近くかかりました。
工藤校長は、たとえ生徒に絶対に聞いてもらいたい素晴らしい講演だとわかっていても、強制参加にはすべきではないとのご意見でした。
自分で聞くか聞かないかを選ぶことが大切であり、聞かないという選択をした講演がもしとっても面白かったとしたら、その時にしっかり後悔して、次の講演のときにしっかり考えて参加/不参加を決めればいいと。
参加しないという生徒のために別室まで用意しているそうです。
私自身、塾で基本的に強制ではなく、自分で考えて動くことを推奨しているので、工藤校長の、どんな素敵な講演でも強制はしないとの考えに、そこまで徹底するのか!と感心していました。
Rukaさんも、自身が音楽家ということもあり、音楽イベントなどに強制参加させられて、音楽嫌いになる子がいる現状を思うと、工藤校長のいう「参加しない」という選択肢があるということに驚きつつも賛同されていました。
逆にMayukoさんは、わざわざ別室まで用意することの違和感が拭えないと。
そんな中、リスナーの方が何人か上がってくれて意見を言ってくれたのを聴いて、違和感の正体が少しつづ見えてきたそうです。
それは、こどもたちに”今”の気持ちの快/不快だけで参加/不参加を決めてほしくないというものでした。
今、日本だけでなく世界中が、こうした「今」の個人の感情をもとに判断し行動することが良いことのように言われています。
ただ、長い人生の中、そうした短絡的な、近視眼的な判断に頼るのではなく、周りの大人の意見も参考にして、長期的な視点で物事を考えてほしいと、Mayukoさんはいいます。
確かにそのとおりだなと。
経験が少ない子どもたちが今の気持ちだけを手がかりに判断していいのだろうか。
外部の意見を聞き入れる柔軟な思考ができるようになって欲しいですね。
そういう意味では、今の学校で色々な経験を強制されているのも、あながち悪いことでは無いのかも知れませんね。
2年前、日進西中の人権講話のゲストスピーカーがとっても素敵な方でした。
こんな講話も、聞かないって選択をするともったいないので、全員が聞くことが出来てよかったのかも知れません。
来週以降も「子どもたちに民主主義を教えよう ~対立から合意を導く力を育む~」の書籍をテーマに議論をしていきます!
放牧クラブでは、これからは毎回、こちらの「子どもたちに民主主義を教えよう ~対立から合意を導く力を育む~」を取り上げます。
日本では、民主主義が正しく根付いていないと著者の工藤校長、苫野さんは書籍の中で仰っています。
そして、日本に民主主義を根付かせるためには、学校で「対話の訓練」をしていくしかないといいます。
では、我々大人はどうでしょうか。
次回以降もClubhouseの中で、大人同士での「対話の訓練」を行い、民主主義とは何かを一緒に考えていきたいと思っています。
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