公式は便利だけど、意味もわからず使い続けると残念な結果に・・・
日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。
先日、大学2年の卒塾生が、突然塾に顔を出してくれました。
目次
単位落としそうなので助けてください・・・
先日、大学2年の卒塾生が、突然塾に顔を出して、「先生、単位落としそうなので助けてください・・・」って。
上位の私立高から、県内トップクラスの看護大学に進学した生徒です。
小4の頃から高校卒業まで8年、ウチの塾に通ってくれてた生徒でもあります。
どんなテストで何がわからないのかを聴いて、驚くとともに、笑ってしまいました。
わからなかったのは、割合です。
死亡率、陽性率、罹患率などの割合の問題を暗記だけで解こうとして撃沈していました・・・
単位を落としかけていたのは、病気の発生原因を解き明かすことを目的とする「疫学」の試験でした。
この疫学では、死亡率、陽性率、罹患率など、多くの割合が使われています。
それらを、テスト直前で、時間のない中、丸暗記でなんとかしようとしたけど、テストで表の形式などを変えられたら、暗記で解けなくなったそうです。
そりゃそうですよね。
医療の現場で、教科書通りの表やデータが使われるわけではないので、しっかり、その表やデータの意味を理解し、求める率は、何を何を比較したものなのかをしっかり理解していなければ、当たり前に、テストでは点が取れなくなります。
実はこの生徒、高校時代に、抽象化の概念が苦手なのがわかって、それまで数学も丸暗記で乗り切っていたことを教えてくれました。
その後は、丸暗記ではなく、理解する勉強に変えてくれていたのですが、聞いてみたら、テスト直前などで、理解する時間が足りないと、すぐに暗記に頼ってしまっていたようです。
なまじ暗記ができ、点が取れてしまうので難しいですね。
追試を前に、塾でじっくり問題で聞かれている比が何と何を比べているのかをしっかり考えてもらい、なんとか理解できたようです。
先日、無事合格して単位がもらえましたと、報告がありました!
大学2年生の先輩から、生徒たちに、「割合大切だよ! 丸暗記はダメだよ! しっかり理解してね!」てメッセージを貰いましたよ。
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