KMPさん主催のオンライン講演会終了! 植松さん、工藤校長2名の素晴らしいお話を聞くことができました!

日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。

 

今日のKMPさん主催のオンライン講演会無事終了しました!

KMPさん主催のオンライン講演会終了!  植松さん、工藤校長2名の素晴らしいお話を聞くことができました!

今日は、KMP(くさつ未来プロジェクト)さん主催のオンライン講演会でした。

私が尊敬する植松努さんと、工藤校長のお二人の素晴らしいお話を一度に聞くことができました!

 

 

 

 

午前中は、植松努さんによる「思いは招く」の講演です。

 

会場で大写しになっているスライドを講演者の横に合成で紹介してくれてたので、現地でリアルタイムに講演を聞いているのと変わらない感覚で聞くことができました。

会場には、植松さんのお話を何度も聞いたことがあるコアなファンが集まっているだろうからと、今日は、新しいスライドが多く挿入されていました。

私も、数年前に講演を聞かせていただいたことがありますが、今日のは、これからの大きく変わる日本を生きていく子どもたちがどう変わらなきゃいけないかを教えてくれる講演だったと思います。

 

AIやロボットに仕事を奪われることを恐れるのではなく、人間しかできない、それも周りの人の役に立つ仕事を自分で作りだしていけばよい。

生き残るためには、他社と同じ土俵で競争するのではなく、自ら作った土俵で競争がないビジネスを行えばいい。

失敗から逃げるのではなく、失敗と向き合い、どう学びにつなげるかを考えることで、成長につながる。

わかりやすいメッセージが数多く使われ、一緒に聞いていた中2の塾生も一生懸命メモを取りながら聞いてくれました。

 

午後は、元麹町中学の工藤校長のお話です。

 

すごいですね、「3年間、勉強しなさいと言わない」って。

家で、ではなく、学校で言わないって言うのがホントすごいですね。

 

そして、中学受験の失敗で勉強と向き合うことができなくなった生徒が大多数という麹町中は、最初の数カ月は「リハビリ」期間だと考えているそうです。

生徒が、教室を飛び出しても、何か問題行動を起こしても、それが自分や他人の命を脅かすものでなく、他人の学びの邪魔をするものでなければ、叱るという事はしないそうです。

それより、まず、「どうしたの?」と状況を聞き、生徒がどうしたいのか?を確認し、もし助けが必要であれば、どんな支援が必要なのかを確認してから手を差し伸べる。これが、麹町中のリハビリ時の声がけの原則だそうです。

 

この指針の裏には、すべての生徒に対し「自律」を求めている学校の基本方針があります。

自律を求める以上、大人が先回りして手や口を出すことは厳禁です。

その瞬間から、自律ではなく依存の方向に切り替わってしまうからです。

 

 

この3つのリハビリの声掛けは、当塾で生徒に行っているものと同じだと思っています。

 

「どうしたの?」

生徒の現状をキチンと聞き、生徒自身に現状をしっかり認識してもらいます。

「君はどうしたいの?」

学校の授業の進度や、課題、次のテストに向けての勉強など、やらなきゃいけないことが多い中、生徒本人がまずどうしたいのか?どんな勉強をどうやってしたいのか。それを確認し、生徒の意見を尊重し、生徒に実行してもらいます。

「何を支援して欲しいの?」

そして、私ができることは何か、アドバイスが欲しいのか、勉強の仕方を知りたいのか、生徒が手伝ってほしいと思う事があれば、惜しみなく支援します。

 

 

お二人の話を聞いて、自分がこれまで塾で取り組んできたやり方が間違っていなかったと確信がもてました。

これからも、生徒の自律を目指して、生徒にどうすべきかを自ら考えてもらい、自ら学びを深めてもらえる支援をし続けていきたいと思います。

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