愛知県は公立高入試の範囲削減せず 再び長期休校なら再検討も
日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。
今朝の中日新聞にこんな記事がありました。
公立高入試の範囲削減せず 再び長期休校なら再検討も
(中日新聞 6/25)
東京都が、来年の公立高校入試の範囲について、コロナの影響での休校期間が長かった影響が大きいとして、入試範囲を狭める発表をしたのが2週間ほど前でした。
東京に右に倣えと、次々と、範囲を狭める自治体が増える中、ここ愛知県がどんな反応を示すのか注目して待っていたところ、今日の記事によると、愛知県は、範囲を狭めることはしないという英断をしてくれたようです。
教育関係者にとっては、あるあるですが、意外に一般の方が知らないことの一つに、高校入試の日程が県によってバラバラだということがあります。
ちなみに、愛知県の入試は、3月に入ってからの入試ということで、全国的に見ると遅いほうに分類されます。
東京は、2月21日に都立高校入試がありますが、愛知県の一般選抜の学力検査および面接は、Aグループが3月5日と8日、Bグループが3月10日と11日に実施予定です。
なお、愛知県は、卒業式が3月3日なので、卒業式後に入試が行われる数少ない県の一つでもあります。
この、卒業後の入試という日程を考えると、他の自治体のように範囲を狭める必要は全くないと思います。
もちろん、例年より明らかに授業数は少なくなるはずなので、駆け足での履修になってしまうことは、やむをえないと思いますが、それは、県内の中学生がほぼ全員同じ条件ですからね。
あとは、学校に頼らず、自分で学習する機会をどれだけ作れるかで、差がつくかと思います。
しかも、東京都のように、三平方の定理あたりを入試範囲から外してしまうと、三平方の定理を使った問題をたくさん解くチャンスを失ってしまい、結果、高校の数学や物理で逆に苦労する羽目になることが想像できます。
スケジュール的にギリギリでしょうが、逆にしっかり勉強すれば差をつけられるとポジティブに考えて、生徒たちには頑張ってもらいたいと思います。
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