商業高校、工科高校で、就職希望なら「勉強」って意味なくない? いやいや、逆にむっちゃ大事です! その理由とは?
日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。
今日は、あまりなじみのない、商業高校、工業高校における勉強の意味について考えたいと思います。
目次
高校は、普通高校だけではありません。勉強が苦手なら、商業高校、工科高校から、大企業への就職というルートもあります。
中学3年生は、1学期の期末テストが終わって、いよいよ進路について真剣に向き合わなければいけない時期になってきましたね。
今日は、進路を考えるうえで、あまりなじみのない、商業高校、工科高校(工業高校)について少しお話をさせていただこうと思います。
多くの中学生にとって、高校と言えば、普通高校で、その先は、専門学校か大学への進学が当たり前となっています。
ただし、今の時点で勉強が大好き、新しいことを学んだり知ったり調べたりが大好きという中学生であれば、迷わず大学進学を選べばよいと思いますが、中学時点で勉強が得意ではないけど、周りから大学ぐらいは当たり前と言われたりして、普通科→大学進学を考えているのであれば、もう少し視野を広くした方がよいかもしれません。
高校には、普通高校意外に、商業高校、工科高校と言った専門高校もあります。
こうした学校では、普通高校では学べない、社会に出るためのいろいろな資格や勉強を学ぶ機会があります。
そして、その先、高卒ながら、大卒でも入社が難しい大企業へ就職することができたりもします。
でも、商業高校、工科高校で、就職希望なら「勉強」って意味なくない?
勉強が苦手で、商業、工科高校に進学、大学にも進学せず就職を希望するなら、勉強なんて意味なくないって思ってませんか?
もちろん、商業科目(簿記や電卓、パソコンのスキル、マナーなど)、工業科目(製図や、工作機械を使った実習、PCの操作やプログラミングなど)の専門科目は、しっかり学んでおくと、就職先で大いに役立つことがあります。
ただ、普通科目の勉強に関しては、就職してから使うことはほとんどないでしょう。
しかし、だからと言って、この部分の勉強をおろそかにしてしまうと、高校3年生になったとき、とても残念な現実と向き合わなければならなくなります。
それは、「就職先を選ぶ際は、成績順の上位者から順番にえらべる」というものです。
つまり、行きたい会社や、大企業からせっかく求人が来てて、あの会社に行きたい!と思っても、自分より成績が上位の同級生が「私があの大企業に行きたい」と選んでしまったら、もう自分は選べないという事になります。
特に、今年などは、コロナの影響で求人数も減っており、上位にいれば例年通り大企業への就職も可能ですが、中位以下は、行きたいと思える就職先が残っていない可能性すらあります。
もちろん、指定校推薦で、大学を選ぶ際もやはり成績順です。
つまり、成績上位者かどうかで、向こう何十年も働くかもしれない会社や、進学先が大きく変わってしまうという事です。
それだったら、高校1年からしっかり頑張って成績上位を目指したほうがよさそうですよね。
でも、中学の時、そんな上位の成績を取ったことがないから・・・
大丈夫、商業、工科高校に進学する生徒は、普通科目に苦手意識のある生徒が多くいます。
また、中学の時の成績も、学校でちょうど真ん中前後をうろうろしていたような生徒が多く集まります。
なので、ある意味、みんな条件は一緒なので、あとは、努力をしたかしないかの差だけしかありません。
実際、商業高校で地道に努力を重ねたウチの生徒は、高3の評定順位でクラス1位でしたし、前回初めて受けた高1生も、やはりクラス1位を取ることができています。
どちらも、中学時代は、そんな成績とは全く縁がなかった生徒ですが、商業高校のゆっくりとした授業ペースがちょうどよいようで、生き生きと勉強しています。
資格試験にも多く挑戦でき、大学に進学したいと思えば、指定校推薦で多くの大学に行くことが可能な商業、工科高校。
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