当塾の塾長が送る入試情報です！

今日は、工業高校・商業高校から国公立大学へも進学できる！というお話です。

 

私自身も、工業高校から日立製作所へ就職、その後日立社内の学校～東京大学へ研究生として1年派遣頂いた経験があります。

その経験から、工業高校や商業高校で、目標を持って学ぶことの素晴らしさ、大切さを生徒たちにも伝えています。

 

大学に進学するか？、大企業に就職するか？　こんな贅沢な悩みができるのは愛知総合工科高校ならではですね。

今年の愛知総合工科の、就職実績になります。

求人倍率がエグいですね。20.6倍です。

 

就職したいと考える生徒の、20.6倍も求人があったということで、今年は139人が就職しているので、20.6倍だと2863社もの求人があったことになります。

こうなると、生徒も、じっくりと選ぶことができますね。

 

今日、愛知総合工科に進学した１年生が、就職するか、大学進学するか迷っていますと相談してくれました。

就職するか、大学進学するか、どちらも選べるのが工業や商業といった専門学科の特徴ですからね。

 

今日の生徒が迷っていたのは、大企業に入るなら大学へ行ったほうがいいのか、高卒でそのまま就職したほうがいいのかについてでした。

 

私は、愛知総合工科の前身の東山工業を卒業し、そのまま日立製作所という超大企業に就職したので、どうしても生徒には、高卒のほうが大企業入れる可能性は高いかもと伝えてしまいますね。

上記の就職先企業で、トヨタグループや三菱グループ、東芝グループといった全国区の大企業や、中電、名鉄、日本ガイシなど愛知に本社のある大企業などへ大卒で入ろうとすると、かなりの競争が予想されますし、その競争に勝ち抜くには、個人の努力だけでなく、大学名もある程度参考にされるので、上位の大学へ進学する必要もあります。

 

しかし、高卒でよければ、上記の企業への就職実績がしっかりあるので、高校でしっかり頑張ってクラス上位の成績をとっておけば、就職の場合は選び放題ですからね。

逆に、成績順で希望企業を決めるので、就職希望でもしっかり上位の成績を取っておかないと、行きたい企業を選べないこともあります。

 

例えばトヨタやデンソーに入りたい！って今の時点で行きたい企業が決まっているのであって、過去に先輩が入社している実績があれば、高卒で就職のほうが確率は高そうですね。

逆に、企業名にこだわりがなく、自分のやりたいことをこれから見つけるというのであれば、専門学科からの大学進学も視野に入れてほしいですね。

 

こんなふうに贅沢に色々迷えるのが愛知総合工科高校のある意味良い特徴なのかなと思っています。

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