今朝はClubhouseのコーチング部屋でした。民主主義を学ぶにあたって「日本の学校の大問題」について議論しましたPart3
日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。
今朝、3週間ぶりに、Clubhouseにてコーチングのお話をさせていただきました。
目次
今朝はClubhouseのコーチング部屋でした。民主主義を学ぶにあたって「日本の学校の大問題」について議論しましたPart3
自分の誕生日である10月1日に、コーチングをもっと多くの方々に知ってもらいたいとの思いで、麻有子さんと私の2人のコーチでクラブを設立しました。
クラブ名は「気付きを促す放牧クラブ」です。
(現在は、Clubhouse の仕様変更に伴い、放牧ハウスに変わりました)
皆さんは、日頃から常識や、世間体など、見えない「何か」に縛られていませんか?
そんなみなさんを「コーチング」を通して、改めて自分を見つめてもらい、気付きを促し、自分を解き放って欲しいという思いを「放牧」というキーワードに込めました。
そして、今日、通算47回目のRoomを開きました。
しばらくは、民主主義について皆さんと一緒に考える部屋を行います。
「子どもたちに民主主義を教えよう」の第7回 ~日本の学校の大問題~ 課題5,6
今年からは、工藤校長&苫野先生の共著である「子どもたちに民主主義を教えよう ~対立から合意を導く力を育む~」の本をもとに、参加者の皆さんと一緒に、民主主義について一緒に考える部屋を始めました。
今日は第8回で、前回に引き続き~日本の学校の大問題~について議論しました。
こちらで録音をお聴きいただけます。
2章・日本の学校の大問題 -民主主義を妨げる6つの課題
課題5:学級運営ー「学級王国」の問題
「教師の仮面」を脱げ!
課題6:教師の力ー先生の技量を上げれば問題は解決するという幻想
どんな教育なら「よい」と言えるのか!
教育基本法の問題とは
今日は、こちらの2章から課題5~6について本をもとに議論を行いました。
学校の先生が陥りやすい、学級王国を作りたくなる心理、そしてそれがうまくいけば行くほど、他のクラスでは学級崩壊のリスクが高まるという危うさ。
そして、そうした先生が頑張れば頑張るほど、生徒は、先生が悪い、クラスが悪いと、他責の考えが根付いてしまいます。
先生が高めるべき力は授業力だと文科省や先生方が思っているようですが、今必要なのは、授業力ではなく、生徒を信じて生徒に任せる力だと思います。
そして、工藤校長が麹町中で子どもたちに心がけていたのが以下の3点です。
3つの問いかけ
第1の言葉かけ 「どうしたの?」(なにか困ったことはあるの?)
゠子どもの置かれている状態を言語化してもらう。メタ認知に必要な内面に意識を向ける訓練になる。頭ごなしに叱らないことがポイント
第2の言葉かけ 「どうしたいの?」(これからどうしようと考えているの?)
=意志を確認する。置かれた状態を解決するための方法を頭の中で考えるきっかけづくりになる。
第3の言葉かけ 「何か手伝えることはある?」(私(大人)に何か支援できることはある?)
=問題解決の手助け。どんな支援を受けるのか、手助けを受けないのかを判断するのは子ども自身。大人がサポートの意思を表示することで「味方である」と認識してもらい、心理的安全性に寄与する。
こうした声がけをできるよう、生徒を信じて待てる大人になりたいですね。
今日も充実した議論ができたので結果2時間近いお部屋になりましたが良い議論ができたと思います。
来週以降も「子どもたちに民主主義を教えよう ~対立から合意を導く力を育む~」の書籍をテーマに議論をしていきます!
放牧クラブでは、これからは毎回、こちらの「子どもたちに民主主義を教えよう ~対立から合意を導く力を育む~」を取り上げます。
日本では、民主主義が正しく根付いていないと著者の工藤校長、苫野さんは書籍の中で仰っています。
そして、日本に民主主義を根付かせるためには、学校で「対話の訓練」をしていくしかないといいます。
では、我々大人はどうでしょうか。
来年から、Clubhouseの中で、大人同士での「対話の訓練」を行い、民主主義とは何かを一緒に考えていきたいと思っています。
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