「正解のない教室」自分で考える力を鍛えるための最高なリベラルアーツ入門書です!

日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。

 

新しい本が届きました。

「正解のない教室」自分で考える力を鍛えるための最高なリベラルアーツ入門書です!

こちらも、SNSで見かけて面白そうだなってアンテナが反応した本です。

 

ChatGPTに代表されるAIが急速に進化を遂げる中、人間にしかできないものってなんだろう?って考えることが増えました。

こうした、大きな問いに対して、考えるためのヒントをくれるのは「リベラルアーツ」という学問です。

 

リベラルアーツには、「自由に生きるための技術」という意味があります。

そして自由に生きるとは、やることを「自分で自由に選択できる」ことだと筆者は言います。

 

そう、自由に選択するって今の子供達が一番やらせてもらっていないことだと思っています。

学校や塾で、勉強すること、内容、やり方、全て画一的に決められ、何も考えなくても、毎日が過ぎていってしまいます。

 

そのくせ、高校を選ぶとき、大学や就職先を選ぶのは、自分でよく考えろと言われます(笑)

日々自分で選択するトレーニングをしていないと、急に自分で考えろといわれても、何をどんな基準で選んだらいいかよくわからないし、そもそも、自分がどんなことに興味があるのか、どんな学びをしたいのかすらよくわかっていなかったりします。

 

そんな考えることで苦労しないように、当塾では、毎日の学びを全て自分で考えてもらっています。

どんな教科を、どんな手法で、どれくらい学ぶか、日々これを考ることで、自分の思考のクセや、得意不得意、学び方のコツなども見えてきます。

そして、考えるための道具として「方眼ノート」を手渡しています。

 

今回取り上げた本で学べる「リベラルアーツ」もある意味、方眼ノートのような考えるための道具だったりします。

自分を不自由にしばりつける様々な考え方のクセから自分を解き放つそのための学問がリベラルアーツです。

 

自分も、Amazonでこの本の目次を見たとき、なるほど、これらが一度に学べるって魅力的だなとおもって購入した記憶があります。

ここでも、この本で何が学べるのか、目次をお届けしたいと思います。

 

【目次】
introduction
毎日を自由に、楽しんで生きている人の共通点は?

序章  ぼくたちは何を学べば良いのか?

どうやって成長すればいいのか?—巨人の肩に立つ想像力 
何のために学ぶのか?—教養の意味を考える
リベラルアーツとは何か? —世界を知るために情報を仕分ける 
変わりゆく世界で変わらないものとは? —世界のスピード感と不易流行 

【第一章】ぼくらを探しに~自分をめぐる冒険

存在しないものを想像できるか? —〈ある〉ことと〈ない〉こと
存在しない音を聴くことはできるか?—無音と空耳 
ぼくたちはなぜ存在しているのか? —先に立つ理由 
人間だけにできることはなにか?—人間らしさと理性 
「意味がないこと」はあるか? —関係を編集する 
世界はどこまでつながっているのか? —縮小する世界 
ぼくたちは本当に選択しているのか? —誘導され反響する情報 
あなたは世界を変えられるか? —影響する感情 
昔のあなたと今のあなたは同一人物か? —身体とアイデンティティ
あなたは何を大事にしているのか?—選択と価値観 
あなたは何者なのか? —自分だけの真善美 
10年後の自分が想像できるか? —未来と将来の可能性 

【第二章】ちゃんと考えるために~論理をめぐる冒険

まったく同じものは存在するか? —原子の不可分性 
本質が宿るのは物質か精神か? —『おじいさんの斧』と『テセウスの船』
その「対義語」は本当か? —「進化」と「平和」の対義語
砂は何粒あつまれば砂山になるのか? —境界線とグラデーション 
時間は永遠に分割できるか? —現実と矛盾する理論 
ぼくたちは無作為に動けるか?―自由意志とランダムの生成
確率はどうやって決まるのか? —文脈がつくる奇跡 
いちばんの原因はどれか? —『世界五分前仮説』と因果関係
ぼくたちは本当に存在するのか? —シンギュラリティと『シミュレーション仮説』

【第三章】 世界を知るために~認知をめぐる冒険

どうすればAIと共存できるか? —人間にできてAIにできないこと
いかにして「無意識のクセ」に気づくか? —「認知バイアス」を認知する
分かっていればちゃんと見えるのか? —錯視と人間の限界
あなたの太陽は何色か? —認知のかたよりと文化 
ぼくたちは同じ「赤」を見ているのか? —分かりえない他者の世界 
「客観」は可能か? —自己言及する理性 
「科学的」とはどういうことか? —客観性・再現性・反証可能性 
正解はどうやってできたのか? —ビッグバンと必然の偶然
組み合わせはどれくらいあるのか? —世界の配合と増殖する情報 

【第四章】 ぼくらの世界と物語~言語をめぐる冒険

AIは何からつくられたのか? —人間とコンピューターの前提
なぜ言語はたくさんあるのか? —バベルの塔と翻訳の不可能性
日本語にはどんな特徴があるか? —日本人と「まことのことば」
  言葉の「正しさ」とは何か? —あいまいな基準と変わりゆく文法 
バナナという言葉を使わずにバナナを説明できるか? —「表現」と結合する「イメージ」
くわしく説明すれば分かりやすいか? —具体と抽象
知らないものを認識するにはどうしたらいいか? —未知を推測する抽象の力
知らないものについて話すにはどうしたらいいか? —メタファーとオノマトペ
ありえないものを想像できるか? —「あいだ」を見る感性
絵に描いてある文字は絵か?—アートが示す境界線
ゼロからものをつくることはできるか?―レディメイドとしての世界
物語はプログラムできるか?―実感と非言語

【終章】 ぼくたちの物語を描く

あなたはどんな物語を生きたいのか? —物語と合意形成
みなが乗りたい物語とは? —合意される物語編集 
星座に仕込まれた暗号とは? —情報のコードと物語のスイッチ
あなたはどこに行きたいのか? —主体性と自由 

openending ぼくたちの物語はどうなっていくのか?

 

どうです、面白そうでしょ?(笑)

総合選抜型試験で、小論文の練習をしている高校生にちらっと読んでもらったら、「この本わかりやすいし、とっても面白いです!」ってしばらく止まらなかったですね。

中学3年生や、高校3年生といった、人生の大きな選択をするタイミングで、この本を手にすると、じっくり考えて、納得できる進路を決めることができると思いますよ!

無料体験授業で、試してみませんか?

お子さんの主体性を育みながら、高い学力が身につくセルモのパソコン個別学習を無料体験していただくことができます。

  • パソコン学習ってどんなの?
  • パソコン学習を、ウチの子はやりたがるかしら?
  • パソコン学習の効果は?

どうぞ、体験授業でお確かめください。

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