「自学力の育て方」~受験突破だけで終わらないために~
日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。
先日、友人の塾長たちが書いた書籍が届きました。
目次
「自学力の育て方」~受験突破だけで終わらないために~
埼玉のトップ校である県立浦和高校への挑戦をメインとする「県立浦和高校受験専門塾 雄飛会」という塾の塾長である一柳先生が中心に書かれた書籍が発売となりました。
その名も、「自学力の育て方」です。
一緒に筆をとった塾長の皆さんは、基本、一柳先生と一緒に「名門公立受験道場」に参加している、各地区のトップ校を目指す塾を運営されている方々です。
そんな方々の本なので、ガチガチの受験本かと思いきや、内容は、自塾の教育理念とほぼ同じで共感しまくりでした。
一柳先生が書かれたパートで、最も共感した部分をそのまま引用させていただきます。
(2)「自学力」を磨き、野鴨たれ!
「自学力」のペースになる考え方として、IBMという会社が大切にしていた「野鴨の精神」というのがあります。
キェルケゴールという哲学者のお話が原典です。
毎年秋ごろになると、鴨の群れは食べ物を求めて南へと旅立っていきます。
ある日、近くに住む老人が親切心から鴨にエサを与え始めました。
すると、冬になっても、その鴨の群れたち南に飛び立たなくなってしまいました。
いつでも食べ物にありつけるので、鴨たちはぶくぶく太っていき、しまいには飛ぶことすらできなくなりました。
そして老人が亡くなってしまい、その飼いならされ鴨たちは、エサのある南に飛んでいくことはできずにすべての鴨が死んでしまいました。
そんなお話。
例えば、今ではさすがに著作権の問題もあり少なくなってきているとは思いますが、かつて学校の定期テストで「これだけやれば大丈夫」と過去問を配って対策する塾が多くありました。
生徒たちが「やるべきこと」に気づく前に、魔法のプリントがサービスされるわけですね。
点数アップも成績アップも大切ですが、言われたことしかできない、言われたことすらできないように育てるとはこういう方法なわけです。
他律依存教育といいます。
一見親切に見えるけど、余計なお世話でしかない老人と同じです。
残念ながら、大学受験になれば全く通用しません。
社会に出てからは、そういう過去問はありません。
誰も魔法のプリントを提供してくれないわけです。
また、今流行りの人工知能をうたい文句にする、できない問題が機械的に繰り返し出題されるといったサービスも、「自学力」養成においては考えものですね。
良かれと思って与えすぎると人は成長できません。
セルモでも、基本は自律学習です。
パソコンにある教材を、どう使いこなすかは、基本、生徒に考えてもらっています。
そのため、中3にもなると、自分で何をすべきか、しっかり考えることができるようになり、自ら考え動ける子に育ちます。
そんな生徒に、この本を読んでもらったら、「セルモで先生から聞いていることと全く一緒ですね!」と言ってくれました。
ある意味、セルモでは、全国のトップ校を狙う子たちと同じ学習法を身に着けてくれているということですね!
方眼ノート 1Dayベーシック講座も自学力の強い味方です!
キチンと「考えること」ができるようになる「思考ツール」である方眼ノート。
実は、手にしたら人生が変わった!という方が多いのが、子育て中のお母さんです。
普段の親子の関係のイライラや、家事と子どもと旦那さんの世話(笑)であっという間に時間が無くなってしまい、自分のことができないという悩みや、自分はもっとこんなことしたかったはずなのに~という夢などをこの方眼ノートを手にすることで、全部解決できてしまいます!
そして、お母さんが方眼ノートを手にして変わると、不思議とお子さんも変わっていくのを実感できるようになります。
また、保護者の方や、Blogの読者むけには、オンラインでの2Day講座も実施しています。
直近では、11月24日(水)、25日(木) いづれも、10:00~13:00でZoomにて開催予定です。
詳しくはこちらを御覧ください
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お子さんの主体性を育みながら、高い学力が身につくセルモのパソコン個別学習を無料で体験していただくことができます。
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