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数学(特に関数や図形)の問題を解く時に、まずはじめにやらなければいけないことは?

日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。

 

今日は、生徒たちへ数学を解く時に必ず行うアドバイスについて解説します。

 

数学の問題を解く時に、まずはじめにやらなければいけないことは?

どの学年も、2学期後半は、関数~図形と、数学のテストが一番難しくなる時期です。

 

今日も、数学の演習を行っている生徒や、学校の数学のワークに取り組んでいる生徒から、多くの質問がでました。

「先生! 数学のこの問題なんですが・・・」

と生徒が質問をしてきますが、まずは、生徒の話を遮って、

 

「グラフは書いた?」

「図は書いたの?」

 

と、聞き返します。

 

セルモの演習は、パソコンの画面に問題が表示されるので、グラフや図に書き込みができません。

なので、必然的に、考えるためには、ノートにグラフや図を書き写す必要があります。

また、学校のワークには、グラフや図が書かれている場合が多いのですが、サイズが小さいので、いろいろ書きながら考える事ができません。

 

そのため、セルモシステムで演習中の生徒でも、自習スペースで学校のワークをやっている生徒でも、かならず、グラフや図を書いたかどうかを確認するようにしています。

 

グラフや図を書き写した後、問題文にある前提条件などを書き写しているうちに、解き方のパターンが見えてくる場合がありますし、関数の問題であれば、出てきた答えが正解かどうか、グラフに当てはまるかどうかを考えればすぐわかります。

 

問題を解くために必要なヒントや、次に何を求めなければいけないかなど、手元に書かれたグラフや図には、いろいろな情報が詰まっています。

 

質問をしてきた生徒が、グラフや図を書いていないときは、あれ?グラフや図は?って聞くと、多くが、問題が簡単そうだから要らないと思った(笑)って、言いますが、じゃ、グラフや図を書いてみてって言うと、書いてる途中に、あ!? わかった!ってなるんですよね。

 

そう、数学(特に関数や図形)の問題を解く時に、まずはじめにやらなければいけないことは、グラフや図を自分で書くことです!

簡単そうだからという勝手な判断は無しです。

問題に書いてあっても、必ず、自分の手で書くようにすれば、問題の条件などの見落としも減りますし、書かずにかんがえるより、早く解けると思いますよ。

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この記事を書いた人

方眼ノートトレーナーとして、未来を切り拓く武器「考える力」を子どもたちへ手渡しています。
工業高校卒~日立製作所~東大(研究員)~マイクロソフト~塾長 「夢を叶える勉強法」を実践中
愛知県日進市の日進西中、日進中、日進東中向けの、ICTを活用した自立学習塾です。
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