ドラマ「大奥」が終了しました。江戸時代を学ぶには最高の教材でした!
日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。
ドラマ「大奥」素晴らしいドラマでした。
ドラマ「大奥」が終了しました。江戸時代を学ぶには最高の教材でした!
NHKのドラマ10で放送されていた時代劇「大奥」が昨日シーズン1の最終回でした。
マンガが原作で、もし、江戸時代の将軍が女性だったら?という世界を描いています。
この世界では、3大将軍家光のとき、赤面疱瘡(あかずらほうそう )で江戸の若い男たちの多くがなくなってしまい、ついには将軍家光公までもが亡き者に。
家康公がせっかく作った天下泰平の世を終わらせてはならぬと、春日局が暗躍し、家光の娘に将軍を継がせます。
その後、徳川の世を終わらせてはならぬと、娘が将軍を継ぎ、女性将軍が政治の舵取りだけでなく、世継ぎも作らねばならないという重圧と戦う様を、見事に描いています。
この大奥、原作のマンガのファンが多く、しかも、マンガの設定がとても緻密で、将軍と大奥の関係の男女が入れ替わっているものの、できるだけ史実には忠実に描かれているため、江戸時代を理解するのにとっても素晴らしい教材になっています。
実際、このドラマを紹介してくれたClubhouseの友人も原作マンガの大ファンでしたね。
こちらのClubhouseの部屋で、番組放送直後に感想を語り合ったのですが、原作ファンのお二人の江戸時代の知識の豊富さに、驚かされます!
中学の歴史だと、江戸時代は、初代家康、3代家光、5代綱吉、8代吉宗、15代慶喜の5人の将軍と、江戸の三大改革とその中心人物【亨保の改革(8代吉宗)、寛政の改革(老中:松平定信)、天保改革(老中:水野忠邦)】あたりを覚えるのが中心です。
しかし、大学受験で使うような高校の日本史では、15代の将軍全員や個々の政治の内容、一緒に政治を行った老中や側用人の名前なども必要になってきます。
これら全てを原作ファンは軽々と覚えてしまっているんですよね。ただし、全部男女が入れ替わっていますが(笑)
ドラマをみて、また原作ファンの様子をみて、やはり、歴史はストーリーが大切だなと改めて思いました。
実際過去の生徒たちの多くが歴史マンガに助けてもらっています。
そう考えると、歴史マンガって、ホント優れた教材だと思いますね!
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