通知表は今年1年の結果です。ぜひ褒める(認める)材料に使ってくださいね!
日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。
今日は、日進市内の小中学校の修了式でした。
目次
通知表を見て怒るのではなく、ぜひ褒める(認める)材料に使ってくださいね!
今日は、日進市内の小中学校が臨時修了式でした。
コロナに翻弄された一年でしたね。
一斉休校の影響で、新学年に上がっても学校に行けず、新しい友達も作れず、勉強もストップしたまま・・・
不安な気持ちだけが先行した春だったと思います。
学校が再開したら、今度はいつ休校するかわからないからとできるだけ授業を進めようとする学校側とのギャップにも悩まされたし。
そんな子どもたちが、1年がんばって学校に通って、勉強して来た結果を通知表という形で受け取ります。
そこには、お子さんの頑張りが書かれているということを忘れないでほしいです。
お母さんも、できていたところを見つけて、しっかり認めてあげてくださいね!
逆に、通知表を見て、いきなり怒るのは無しにしましょう。
あくまで通知表の点数は、この1年トータルの結果なので、終わってしまった結果を見てガミガミ言われても、なにも前進できません。
それより、努力がみとめられて、内申が上がっていたら、よく努力したね!とキッチリその努力を褒めてあげましょう。
逆に、悪い内申に対しては、本人が理由をわかっているようであれば、ガミガミいうだけ無駄です。
それより、来年はどんな内申にしたい?と前向きな話をしてあげましょう。
新中3生の皆さん、、高校受験は1学期からスタートします!
そして、中2の保護者のみなさん、春から中3に上がり、受験生となるわけですが、ある意味、1学期から受験は始まっています。
その理由は内申点です。
愛知県の場合、中3の通知表の点数が2倍され当日点と足し合わされて、本人の得点となります。
その通知表の点数を決めるのは、1学期の成績だと思っています。
2学期以降は、部活も引退し、受験を目前にしてだれもが必死になります。
しかし、1学期から、内申を高くしようという意識の高い生徒は、中下位には少ないので、ここで、グンと内申をあげておくと、2学期が本当に楽になります。
そのためには、通知表の「4」や「5」を狙って取りに行く必要があります!
平均を超える得点が取れる教科は積極的に「4」や「5」を狙って取りに行きましょう!
頑張って、「1」や「2」をなくしても、内申はオール3の27点にしかなりません。
「4」や「5」がないと、27点を超えられないため、公立であれば、日進西高すらチャレンジになってしまいます。
平均を超える得点が取れる教科があるのであれば、それを伸ばして、「4」を狙うのです。
平均の20点上ぐらいを2回連続で取れれば、「4」が取れる可能性が出てきます。
平均の20点上を取るためには、どんな勉強をしなきゃいけないか、じっくり考えてみてください。
平均を超えられる教科であれば、得意だったり好きだったりするケースが多いので、苦手教科よりは楽しく勉強できると思います。
わかったつもりをなくし、ワークのどの問題もすらすらとこらえられるぐらいに理解できれば大丈夫です!
そんな教科を1~2個作りたいですね。
こうやって、1学期の通知表の点数の具体的な目標を決め、それを取るために、どんなテストの点数を取らなければいけないかを考えると、自然に勉強の計画にも具体的な項目が増えてきます。
特に、今年は全学年の3月の授業を新学年で行う関係で、中間試験の内容が例年より多く難しくなることが予想できます。
しかし、この長い春休みを利用して、中間テストを見据えて予習をしっかりしておけば、一気に得点をアップさせることも可能だと思います。
その第一歩が、今日もらった通知表です!
しっかり通知表と向き合って、次の1学期にどんな内申にしたいか、じっくり考えてくださいね!
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