令和3年度愛知県公立高校入試 一般選抜における各高等学校の校内順位の決定方法が発表されました!
日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。
今朝の新聞に、こんな情報が載っていました。
目次
令和3年度愛知県公立高校入試 一般選抜における各高等学校の校内順位の決定方式
新聞記事だけだとわかりづらいので、愛知県の公式発表を見つけました。
上記を見てわかる通り、今年の構内順位の決定方式を変更した学校・学科は、上記3校のみです。
全て、工業高校というところが面白いですね。
愛知県の工業高校は、学校名が今年からすべて~工科高校と名前が変わります。
これに伴って、欲しい生徒の層を変えたいという思いがあるのかもしれません。
3校とも、変更パターンが違うのがまた、興味深いです。
愛知総合工科高校は、Ⅲ→Ⅰ の変更です。
これは、学力重視から、内申、学力のバランス型への変更ですね。
昨年は、人気の高まりもあって、大きく倍率を上げましたが、ボーダーラインは、それほど上がらなかった印象です。
学力重視から、バランス型へ変更することで、内申もきっちりとれるまじめな生徒が欲しいのかもしれません。
一方、碧南工科高校(旧:碧南工業)は、Ⅱ→Ⅰと、内申重視型から、内申、学力のバランス型への変更ですね。
こちらは逆に、もっと学力の高い生徒が欲しいという高校からのメッセージだと思います。
碧南と逆の変更をしたのは、刈谷工科高校(旧:刈谷工業)です。
こちらは、Ⅰ→Ⅱと、内申、学力のバランス型から、学力重視から、内申、学力のバランス型への変更ですね。
内申をしっかりとれる生徒なら、多少学力が低くても大丈夫というメッセージかな。
ところで、校内順位の決定方式って何?
内申、学力のバランス型=Ⅰ、内申重視型=Ⅱ、学力重視型=Ⅲ というこの校内順位の決定方式ってどんなものかご存じですか?
これ、詳しく説明するのが大変なのですが、岡崎にある学習塾カレッジの西川塾長がBlogで素晴らしい解説をされています。
上記の説明の中で、意外に勘違いしている方が多い(学校の先生にもいたりします)のが、最初から、この方式で順位が決定されると思っている人です。
実は、まず最初は、素点(何の調整もしていない点数、内申は45点、当日点は110点満点のまま)で、内申、当日点を順位付けして、どちらも、合格圏内であれば、即合格なんですよね。
ただ、これだけでは、合格者の定員が埋まらないので、残りの枠をどう埋めるかに使われるのが、この校内順位の決定方法です。
こちらの記事では、私も少しアイデアを出させていただきました(笑)
記事を読んでもらえばわかりますが、内申、学力のバランスがいい子は、真っ先に合格が決まります。
まずは、このバランスよい成績を目指したいですね。
ただ、わかっていても、こんなに奇麗なバランス型にはなれないので、その場合は、自分の力をしっかり発揮できる方でガッツリ点を稼げるようにしましょうね!
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