愛知県の推薦入試で、志願者が200人超の高校が2校も!この2校の共通点は?
日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。
愛知県の公立高校で、2校だけ、推薦入試志願者が200名を超えていました!
目次
愛知県の推薦入試で、志願者が200人超の高校が2校も!この2校の共通点は?
こちらは、先日行われた、愛知県の推薦選抜と、特色選抜結果の一覧です。
この資料を見ていて、ふと気づいたのが、推薦志願者が、100人を超える学校は上位校や人気校などでいくつかあるものの、200人を超える志願者を集めた高校がわずかに2校しかないことです。
この2校とは、愛知商業と豊橋商業です。
愛知商業は、定員280名に対し、推薦選抜志願者が235名、特色選抜志願者が77名と、どちらの人数も今年のNo1の人数です。
合格者は、推薦選抜では140名(倍率:1.68倍)、特色選抜では17名(倍率:4.53倍)と、特に特色選抜はかなりの狭き門となりました。
豊橋商業は、定員240名に対し、推薦選抜志願者が211名、特色選抜志願者が15名と、推薦選抜志願者が愛知商業についで2番目の数字でした。
合格者は、推薦選抜では120名(倍率:1.76倍)、特色選抜では7名(倍率:2.43倍)と、こちらも特色選抜は狭き門でしたね。
注目したいのは、これだけ推薦選抜志願者がおおいと、当然推薦選抜で不合格になり、一般選抜にまわる生徒の数も多いという点です。
さらに、推薦選抜で、限度ギリギリの50%まで合格者を出していて、更に特色選抜の合格者の人数を考えると、一般選抜の定員が、かなり少なくなることです。
愛知商業は、一般選抜募集人員が123名となり、推薦選抜の不合格者の95名、特色選抜不合格者が60名が一般選抜に全員出願すると、これだけで155名で一般選抜の定員を大きく超えます。
ここに、どちらへも出願せず、最初から一般選抜での入試を考えていた志願者が加わると、倍率が軽く2倍は超えそうです。
ちなみに、昨年の倍率は、1.95倍でした。
今年は、昨年を大きく超える倍率になることが予想されます。
一方の豊橋商業は、一般選抜募集人員が113名となり、推薦選抜の不合格者の91名、特色選抜不合格者が8名が一般選抜に全員出願すると99名。
愛知商業のようにこの人数だけでは、募集定員は超えないものの、最初から一般選抜での入試を考えていた志願者が加わると、こちらも倍率が軽く2倍は超えそうです。
ちなみに、昨年の倍率は、2.22倍でした。
今年も、同程度の倍率になることが予想されます。
なぜ、この2校の推薦選抜志願者が200名を超える人気校になったのか。
推薦志願者が200名を超えるという人気校になったのはなぜでしょうか?
いくつかの理由が考えられますが、私が考えたのは、やはり、愛知商業の川口校長の商業高校改革が、受験生やその保護者に伝わったからだと思っています。
そして、その改革を愛知商業で教頭として支えた間瀬先生が、昨年4月より豊橋商業の校長となって豊橋商業に戻って来たのも大きいかなと。
私を含め、愛知の塾ブロガー4名が愛知商業に学校見学にいかせていただき、川口校長から直接その改革の中身や方向性、その凄さを聴いたときから、こうした人気校になるだろうなとは想像できましたが、それにしても、想像以上の人気校になりました!
Part1の記事はこちら。
Part2の記事はこちら。
Part3の記事はこちら。
来年以降、愛知商業を目指す中1,中2の生徒たちは、早めに、愛知商業の学校見学会に参加し、その魅力を全身で感じ、ここに行きたい!という気持ちをエネルギーに、最低、中学校から推薦をいただけるぐらいの成績まで持っていきましょう。
推薦をもらえても、実際は、半数近くしか合格できない狭き門です。
一般受験にまわっても大丈夫なように、学力面の向上も合わせて行っておきましょう。
昨年から今年のこの人気は、まだしばらく続きそうです。
しっかり準備しておきましょうね!
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