今朝はClubhouseのコーチング部屋でした。ウブントゥ「アフリカ流14の知恵」からLesson9です。

日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。

 

先週に引き続き、Clubhouseにてコーチングのお話をさせていただきました。

目次

2週連続でClubhouseのコーチング部屋でした。

 

 

自分の誕生日である10月1日に、コーチングをもっと多くの方々に知ってもらいたいとの思いで、麻有子さんと私の2人のコーチでクラブを設立しました。

クラブ名は「気付きを促す放牧クラブ」です。

 

 

皆さんは、日頃から常識や、世間体など、見えない「何か」に縛られていませんか?

そんなみなさんを「コーチング」を通して、改めて自分を見つめてもらい、気付きを促し、自分を解き放って欲しいという思いを「放牧」というキーワードに込めました。

 

そして、今朝、3週間ぶりに、31回目のRoomを開きました。

ウブントゥ 自分も人も幸せにする「アフリカ流14の知恵」#10 レッスン9:「許しの力」を身につけよう

 

昨年10月から始めて、半年間、ほぼ毎週月曜日にお届けしてきた放牧クラブ、5月はほぼ1ヶ月お休みし、6月から不定期に開催していくことにしました。

 

今は、アフリカの哲学であるウブントゥを紹介する書籍から、 自分も人も幸せにする「アフリカ流14の知恵」を1つづつお送りしています。

 

今回はLesson9として”「許しの力」を身につけよう”という内容をみんなで考えました。

 

 

以下のリンクから直接録音を聞けます。
クラブハウスのアプリも不要なので、お気軽にお楽しみください!

 

 

 

 

Lesson9として ”「許しの力」を身につけよう” について本からの紹介を中心に色々お話をさせていただきました。

 

ある意味ウブントゥの中で一番大切で難しい教えがこの「許しの力」かもしれません。

 

相手が自分に対してひどいことをされたとき、まずは感情が「怒り」とか「悲しみ」などかなり大きく動くので、冷静に何かを考えることが難しくなります。

また、その行為が大きければ大きいほど、「怒り」や「悲しみ」の感情も大きくなり、もしかすると、その相手を長い間恨み続けたりするかもしれません。

 

しかし、ウブントゥでは、許しは私達全員ー一人ひとりはもちろんのこと、コミュニティ全体ーのためになる。許しは、怒っている人の心にもう一度平和をもたらし、わたしたちみんなの人生にも平和をもたらしてくれるとあります。

 

そして、人を許すということは、自分を許すということに繋がります。

自分を許せない人は、人も許せませんからね。

 

自分が犯した過ちを許せないかもしれませんが、その時、最善の選択をしたのであれば、わざと間違えたのでなければ、人間なんだから間違えるのは仕方がない、そう考えて自分を許してあげましょう。

そして、他人、特に身近な家族などの過ちも、「わざとじゃないんだから」と大きな心で許してあげられると、他人のことで、イライラする事も少なくなり、自分の人生を歩むことができるようになりますね!

 

 

「アフリカの哲学:ウブントゥ」以下の本でじっくり学べます

 

現在、私たちの多くは、「個人主義」、「競争」、そして「自助」がもてはやされる世界に生きています。

この未曾有のコロナ禍のなか、政府は「自助」を第一に掲げています。

 

メディアは、本人の自助や努力(とその裏にある運の良さ)で成功をつかみとった人々の姿を報じ、SNSでは、競争社会を勝ち抜いたインフルエンサーたちが満面の笑みを浮かべています。

 

一方で、こうした考え方が、終わりのない精神的な渇望や、むなしさを生み出していると、気づきはじめている人も増えています。

 

 

こうした個人主義が良しとされているのは、欧米などの国々が中心で、明治以前の日本にはこうした個人主義の考え方はなかったようです。

明治維新での西洋化、第二次大戦の敗戦を経てのグローバリゼーションに飛び込む形で、こうした西洋的な個人主義が日本にも流れ込んできました。

 

正直、以前の全体主義的な日本が全てOKとは思いませんが、今の、極端に個人主義に偏っている考え方も正直どうかなと考えています。

 

そんな中「ウブントゥ」というアフリカの哲学に触れ、この考え方をみなさんにもご紹介したいなと強く思うようになりました。

 

「人と比べずに暮らしなさい。人と競わずに生きなさい。人とつながり、助けなさい」

 

今のシステムの整った日本では、人と比べず、人と競わず生きるのは、なかなか難しいです。

しかし、他人ではなく、過去の自分と比べ、過去の自分と競って超えていくという考え方であれば、やっていけそうですね。

 

比べる相手、競争相手が過去の自分だけであれば、受験生にとってのクラスメイトも、助け合える存在になります。

そして、人とつながり、他人を助ける中で、自分が成長していけるのだと思います。

 

 

スピーカーに上がっていただいた方々も、過去にいろいろな「あなたがいてくれるから、私がいる」と言う経験をされていて、勉強になりましたね。

 

次回以降も、ウブントゥの学びにご期待ください!

 

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