昨日はClubhouseのコーチング部屋でした。ウブントゥ「アフリカ流14の知恵」からLesson13です。

日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。

 

先週に引き続き、Clubhouseにてコーチングのお話をさせていただきました。

目次

今週は火曜日にClubhouseのコーチング部屋を行いました。

 

 

自分の誕生日である10月1日に、コーチングをもっと多くの方々に知ってもらいたいとの思いで、麻有子さんと私の2人のコーチでクラブを設立しました。

クラブ名は「気付きを促す放牧クラブ」です。

 

 

皆さんは、日頃から常識や、世間体など、見えない「何か」に縛られていませんか?

そんなみなさんを「コーチング」を通して、改めて自分を見つめてもらい、気付きを促し、自分を解き放って欲しいという思いを「放牧」というキーワードに込めました。

 

そして、今日都合38回目のRoomを開きました。

ウブントゥ 自分も人も幸せにする「アフリカ流14の知恵」#14レッスン13:なぜ、小さなことが大きな変化をもたらすのか?

 

昨年10月から始めて、半年間、ほぼ毎週月曜日にお届けしてきた放牧クラブ、5月はほぼ1ヶ月お休みし、6月から不定期に開催していくことにしました。

ただ、10月からはできるだけ毎週開催できるように調整しています。

今週も、月曜に都合が合わなかったので、珍しく火曜日の開催です。

 

今は、アフリカの哲学であるウブントゥを紹介する書籍から、 自分も人も幸せにする「アフリカ流14の知恵」を1つづつお送りしています。

 

今回はレッスン13として、”なぜ、小さなことが大きな変化をもたらすのか?”という内容をみんなで考えました。

 

 

以下のリンクから直接録音を聞けます。
クラブハウスのアプリも不要なので、お気軽にお楽しみください!

 

 

今回はレッスン13として、”なぜ、小さなことが大きな変化をもたらすのか?”について本からの紹介を中心に色々お話をさせていただきました。

 

ちなみにここで語られている変化は、自分ではなく周りの変化です。

結果として、周りが変化することで自分へも変化する感じですね。

 

この、小さな変化の事例としては、海外のTEDで紹介されていたこちらの動画がわかりやすいかと思います。

 

最初は、リーダーが1人で踊っていただけですが、しばらくすると(20秒付近)はじめてのフォロワーがついて、真似をして踊り始めます。

実は、リーダーが一人で踊っているだけでは、大きな動きにはならないのですが、こうして、フォロアーが一人二人とつくことで、いつの間にか、大きな流れができ、(1分20秒付近)一気に雪崩のように人が集まり始めます。

この一人目、二人目のフォロアーがまさに「小さなことが大きな変化をもたらす」事例だといえます。

 

あとは、有名な映画で、「ペイ・フォワード」ってありましたね。

もう20年以上前の作品ですが、映画をみて善意を送りつづけるってなんて素晴らしいんだ!って感動した覚えがあります。
(Netflixで見れます)

これも、一人ひとりの小さな善意が繋がると、とっても大きなうねりを作り事ができるという映画でした。

 

あとは、日本のことわざ。「情けは人の為ならず」です。

よく誤用されていますが、本当の意味は、「人に親切にしておけば、いずれは自分にも良い報いが巡ってくるということ。」ですね。

これも、ウブントゥの考えで言えば、「人に小さな親切をすることで、周り巡って、周りの人たちに大きな変化をもたらし、結果、自分も幸せになる」と読めます。

自分の為でなく、他人にために、「利他」の精神で、ちいさな親切をしましょう。

 

たとえば、他人に微笑むことだけでも十分です。

笑顔の連鎖は、周りも、自分も幸せになれますよね!

 

 

「アフリカの哲学:ウブントゥ」以下の本でじっくり学べます

 

現在、私たちの多くは、「個人主義」、「競争」、そして「自助」がもてはやされる世界に生きています。

この未曾有のコロナ禍のなか、政府は「自助」を第一に掲げています。

 

メディアは、本人の自助や努力(とその裏にある運の良さ)で成功をつかみとった人々の姿を報じ、SNSでは、競争社会を勝ち抜いたインフルエンサーたちが満面の笑みを浮かべています。

 

一方で、こうした考え方が、終わりのない精神的な渇望や、むなしさを生み出していると、気づきはじめている人も増えています。

 

 

こうした個人主義が良しとされているのは、欧米などの国々が中心で、明治以前の日本にはこうした個人主義の考え方はなかったようです。

明治維新での西洋化、第二次大戦の敗戦を経てのグローバリゼーションに飛び込む形で、こうした西洋的な個人主義が日本にも流れ込んできました。

 

正直、以前の全体主義的な日本が全てOKとは思いませんが、今の、極端に個人主義に偏っている考え方も正直どうかなと考えています。

 

そんな中「ウブントゥ」というアフリカの哲学に触れ、この考え方をみなさんにもご紹介したいなと強く思うようになりました。

 

「人と比べずに暮らしなさい。人と競わずに生きなさい。人とつながり、助けなさい」

 

今のシステムの整った日本では、人と比べず、人と競わず生きるのは、なかなか難しいです。

しかし、他人ではなく、過去の自分と比べ、過去の自分と競って超えていくという考え方であれば、やっていけそうですね。

 

比べる相手、競争相手が過去の自分だけであれば、受験生にとってのクラスメイトも、助け合える存在になります。

そして、人とつながり、他人を助ける中で、自分が成長していけるのだと思います。

 

 

スピーカーに上がっていただいた方々も、過去にいろいろな「あなたがいてくれるから、私がいる」と言う経験をされていて、勉強になりましたね。

 

次回以降も、ウブントゥの学びにご期待ください!

 

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