令和4年度愛知県公立高校入試の定員が発表されました! 16クラス、640人増と8年ぶりの増加、あれ少子化は?
日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。
今日は、先日発表された、愛知県公立高校の入試の定員についてご紹介します。
目次
入試定員は、8年ぶりの増加! 16クラス、640人増と大きく増えました! あれ少子化は?
入試の定員が8年ぶりに増加に転じました。
昨日の記事で、今後の少子化が加速をする旨の記事を書いていたので、あれ?っと思った方がいるかもしれません。
実は、昨日のグラフよく見ると、昨年だけが大きく落ち込んでいて、今年から3年程度は、しばらく増加する様子が読み取れるかとおもいます。
つまり、今の中学1年~3年生の代は、高校の定員が大きく減ることは無いと言えますね。
去年の受験生が生まれた2005年(平成17年)は、全国の特殊出生率が1.26と、過去最低を記録した年でした。
その後、少子化への懸念が大きく報道されたせいか、出生率が上昇に転じ1.32~1.45といった値を推移しています。
ただし、女性の人口そのものが減り続けているので、新生児の数は大きく増えることはなく、2005年に110万人を割り100万人台に減ったあと、しばらくキープし続けていたものの、2016年に90万人台に減り、わずか3年後の2019年には、80万人台に減ってしまっています。
今の中学生たちは、大きな影響は無いですが、小学生の生徒たちが高校受験するときには、高校の数、定員が大きく減ることになると思われます。
今年、定員増、減の高校は、この22校です
では、今年はどこの高校の定員が変更になったのでしょう。
尾張地区 (普通科)
旭丘高校 1クラス 40人増 320人→360人
瑞陵高校 1クラス 40人減 320人→280人 (普通科)
瑞陵高校 1クラス 40人増 (新設) 40人 (理数科)
松蔭高校 1クラス 40人増 320人→360人
昭和高校 1クラス 40人増 320人→360人
名東高校 1クラス 40人増 320人→360人
桜台高校 1クラス 40人増 320人→360人
名古屋西高校 1クラス 40人増 320人→360人
鳴海高校 1クラス 40人増 280人→320人
名古屋南高校 1クラス 40人増 320人→360人
一宮北高校 1クラス 40人増 200人→240人
常滑高校 1クラス 40人増 200人→240人
三河地区(普通科)
豊田北高校 1クラス 40人増 320人→360人
豊田南高校 1クラス 40人増 320人→360人
三好高校 1クラス 40人増 120人→160人
岡崎北高校 1クラス 40人減 360人→320人 (普通科)
岡崎北高校 1クラス 40人増 (新設) 40人 (理数科)
岩津高校 1クラス 40人減 80人→120人
成章高校 1クラス 40人増 120人→160人
小坂井高校 1クラス 40人増 240人→280人
工科高校・商業高校・総合高校
西陵高校 総合学科 1クラス 40人増 200人→240人
愛知総合工科高校 機械制御科 40人減 80人→40人(ただし一括募集)
若宮商業高校 未来ビジネス科 40人減 200人→160人(ただし一括募集)
岡崎商業高校 総合ビジネス科 40人増 40人→80人(ただし一括募集)
昨年定員を減らした人気校を中心に定員が戻っています。
上記の通り、昨年定員が減って倍率が上がった、名東、昭和、桜台、松蔭、鳴海、の5校に加え、旭丘、名古屋西、名古屋南の3校の合計8校が定員増になりました。
正直、これらの学校での定員増のおかげで、かなり倍率は落ち着くのではないでしょうか。
一方、専門学科では、人気のあった西陵高校(総合学科)の定員増はあったものの、逆に、若宮商業、愛知総合工科高校は、定員減となりました。
生徒数増に合わせて定員を増やしていますが、現状の私立人気、公立離れの現状を考えると、例年より実質の倍率は大きく下がるのではないかと思っています。
どんな倍率になっても合格できるよう、残り4カ月、全力を尽くして頑張りましょう!
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