10~15年後には、高校25校分相当の生徒が減少! あらためて、少子化の現状を認識しました。
日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。
愛知県が発表した「県立高等学校再編将来構想」の中に衝撃的な数字がありました。
10~15年後には、高校25校分相当の生徒が減少! あらためて、少子化の現状を認識しました。
昨日発表されたこちらの資料に衝撃的な数字とグラフが掲載されていました。
資料のタイトルにもある通り、中学校卒業者が急減期が目前に迫っていることを示すグラフです。
昨今、少子化が叫ばれていますが、ここ日進市では、住みやすく、子育てしやすいのか、出生数は世の中の流れとは逆行して、増えているのが現状です。
なので、あまり少子化を実感することが少なかったのですが、昨日の試料にあったグラフを見て、改めて、少子化の実態を再認識しました。
愛知県全体で見ると、こんなグラフと数字になってしまいます。
高校入学年度の生徒のグラフですが、昨年、一旦落ち込んだ生徒数が、持ち直して、5年ほどは大きく変動しないものの、それ以降、一気に減少していくのが見て取れます。
ここでは、13年後の、2035年度の生徒数と今年の中3生とを比較して、13,040人も減ることが示されています。
この生徒数を、公立、私立に2:1に割り振って、40人学級のクラス数に換算すると、200学級の減となり、1学年8クラスの大型高校換算で25校分の減少となります。
もちろん、人数分をそのまま削減してしまうと、自宅から通える高校がなくなってしまう地域が出かねないので、地域の特性を踏まえて、今後議論がなされていくと思いますが、それにしても、大きな数字に改めて驚いています。
ここに、さらに、昨今の私立人気、公立離れの状況が加わり、高校改革、再編は待ったなしの状況です。
手始めに、人口減少が先に始まっている尾張西部地域の稲沢市で、3校→1校に、津島市弥富市で2校→1校に、合計3校の学校を減らす案が発表されました。
今後、人口減少の多い地域から順に、高校の統廃合や、中学生に選ばれる魅力ある高校作りが進められていくと思います。
今の中3~中1あたりまでは、むしろ生徒数が増えたりしているので、一気に高校が減ることはないですが、それより下の兄弟を持つお母さんは、統廃合、再編などで、高校が大きく変わっていくと思うので、注意していてくださいね。
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