子育てが今よりもっと楽になる10の魔法の言葉 No.8 「らしくないね」
日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。
地域情報誌のSun+Go Clubに掲載いただいているコラム「子育てが今よりもっと楽になる10の魔法の言葉」が今月号にも掲載いただきました。
今回はNo.8「らしくないね」です。
目次
今月の魔法の言葉「らしくないね」
こんにちは。コラムを担当している学習塾セルモの塾長の西尾です。主に小中学生のお母さま方に、子育てが楽になる魔法の言葉をお届けしています。今月お届けする魔法の言葉は、こどもの心に響く指摘の言葉「らしくないね」です。
この「らしくないね」は、これまでお伝えしてきた他の言葉と違って、ポジティブな響きを持たない言葉となります。しかしこの言葉には、よくない行いをしている今のあなたはちょっと変だね。でも、本当のアナタは、そうじゃないのはわかっているよ。というメッセージがこめられています。そう、「らしくないね」には、本当のあなたを認めているからこそ出てくる言葉なのです。
子どもが、兄弟けんかをしたり、物にあたったり、暴言を吐いたり、悪口を言ったり、約束を守らなかったり・・・そんな時は、冷静に注意しようと思っていても、ついカッっとなって、言わなくていいことまで、ガミガミと言い過ぎてしまいがちです。
ただ、こういった時に発せられる強い叱責や、容赦のない否定の言葉は、子どもの心に深い傷を残して、「自分は悪い人間なのかもしれない」という不要な罪悪感を植え付ける可能性があります。
いっぽう、「らしくないね」という声がけは、「こんなことをするあなたはいつもあなたではないよね?」と言うメッセージが伝わって、子どもはわれに返ります。声を荒げたりすることなく、冷静にぴしゃりとたしなめてください。
そのときに、「どうしたの?」とか「なぜ?」って一緒に聞きたくなってしまいますが、あえてすぐには聞かないほうがいいでしょう。子どもの心が落ち着くのを待ってあげてください。そのためにも、「らしくないね」と言い切っておしまいにすることが大切です。
子どもからしたら、「らしくないね」という言葉は、叱られたわけでもないのでネガティブになりにくいですし、いつもの自分ってどんなだろうとだろうと考えるきっかけにもなります。
もちろん、子どもの気持ちが落ち着いて、話せそうになったなと思ったら、「さっきはどうしたの?」とじっくり話を聞いてあげてくださいね。
こうしたネガティブな言葉を使わないやり取を続けることで、親子の信頼関係はより深まり、子どもも自分のことを大切に思ってくれているんだと心から思ってくれるようになっていきますよ。
次回は、こどもの心満たす感謝の言葉をお送りします。
今月号には、先月のコラムにコメントも頂けました!
さらに冬期講習のご案内も!
今月のSun+Go Club の表紙も、Sun+Go Clubのキャラクターさんごくんです。
日進南部、東郷町にお住みの方、ご自宅で見つけたら、ぜひ読んでみてくださいね!
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