作文の型は思考の型! 他人を説得できる作文の型を使いこなそう!

日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。

 

作文の型と思考法についてのお話です。

目次

作文の型は思考の型! 他人を説得できる作文の型を使いこなそう!

アメリカの小学校などでは、作文を書く際、「作文の型」を徹底的に教え込まれます。

その型を使って書くことで、考える力も鍛えられていきます。

 

その一つの例が、「OREO」を使った作文の型です。

以下、ChatGPTにOEROの作文の型について解説してもらいましょう。

 

「OREO」の作文の型は、英語圏の小・中学校などで主張や意見を簡潔にまとめる練習としてよく使われるフレームワークで、次の4つのステップから成ります。

    1. Opinion(意見):
      • 自分の主張や意見をまず明確に述べる。
    2. Reason(理由):
      • その主張を支える理由や根拠を述べる。
    3. Example(例・具体的証拠):
      • その理由を補強するための具体的な例や証拠を示す。
    4. Opinion(意見の再提示 / まとめ):
      • 最後に再度自分の意見を確認し、結論としてまとめる。

「ハーバード大学で使われている」と日本で紹介されることがありますが、実際にはアメリカの小学校や中学校の作文指導で広く取り入れられているシンプルな型です。必ずしもハーバード大学が公式に推奨しているというわけではありません。


OREO型のイメージ ~テーマ 「学校でのスマホ使用は認めるべきか」で書いてみる~

    • O (Opinion): 「私は学校でのスマホ使用は一部許可すべきだと思います」
    • R (Reason): 「なぜなら調べ学習に使えるなど、学習効果が期待できるからです」
    • E (Example): 「たとえば英語のリスニングや発音の練習アプリを使うことで、教室でも効果的に学べます」
    • O (Opinion): 「したがって、ルールを設けた上でのスマホ使用は学習に有益だと言えます」

OREOの型で書かれた文は相手を説得するのに最適な形です。

たとえば、「子どもが欲しいものを保護者にねだるシーン」を想像してみてください。何かゲームや新しい道具をおねだりするとき、ただ「欲しい!」と言うだけでは納得してもらえないことが多いですよね。そこで活躍するのがOREOの型です。

OREOの型とは、「Opinion(意見)→ Reason(理由)→ Example(例)→ Opinion(結論・再提示)」という流れで考えを組み立てるフレームワークのこと。子どもが実際にこの型に沿って作文し、それを保護者さんにプレゼンしてみましょう。

  • Opinion(意見): どうして欲しいのか、自分の考えや希望をはっきり述べる。
  • Reason(理由): その意見を支える理由を整理して伝える。
  • Example(具体例): 実際にどう役立つか、あるいはどんなメリットがあるかを、具体的なエピソードや数字を挙げて説明する。
  • Opinion(結論): 最後にもう一度「だから、私はこの○○が必要です」という形で意見を強調する。

保護者としては、単に「買って!」と言われるより、子ども自身が考えをまとめて「自分にとってなぜ必要なのか」を説得力ある形で説明してくれると、納得度がぐっと高まりますよね。子どもたちにとっても「どうやったら人を説得できるか」を具体的に学ぶ絶好の機会となります。

 

方眼ノートを学んだ後は、自然にこうした説得の文が作れるようになりますよ。

実は、当塾で手渡している「方眼ノート講座」により思考を整理する方法を身につけると、何気なく頭の中にある考えをスッキリまとめられるようになります。これによって、先ほど紹介したOREOの流れで文章を書くときも、理由や具体例が自分の中で自然に引き出せるんです。

子どもたちはもちろん、大人でも「なにを先に伝えたら良いのか」「どのポイントを強調すべきか」が曖昧になってしまうことがありますよね。でも、方眼ノートによる思考整理を習慣にすると、伝えるべきことの優先順位がすんなり決まるので、短い時間で文章を書くときでも説得力を落とさずにまとめられます。

たとえば、新しいゲームが欲しい子どもが「どうしてそれが必要なのか」を自然に説明できるようになれば、周囲の大人も思わず納得しやすくなるはずです。さらに、こうした練習を続けるうちに、単なるおねだりだけでなく「自分の考えや希望を筋道立てて伝えるスキル」も育っていくという嬉しい効果も期待できます。

 

作文の型と方眼ノート講座、これからの子どもたちにはある意味必須のスキルではないかと思っています。

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