高校生が通知表を見せてくれました。高校の評定平均って何?どう計算するか知ってますか?
日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。
高校生も通知表をもらってきていますね。
高校生が通知表を見せてくれました。高校の評定平均って何?どう計算するか知ってますか?
中学生の間は、通知表に書かてる点数のことを内申点と読んでいますが、高校に上がるとこれを評定と呼ぶようになります。
この評定点を全部足して教科数で割ったものが評定平均となります。
中学校の場合、9教科と科目数が決まっていますが、高校の場合、学校や学年によって履修している科目数が違うので戸惑いますね。
とにかく全部の得点の平均点をシンプルに出しましょう。
もう1点注する点としては、評定平均を算出する際、高校1年と、2年の評定は、3学期にもらう学年のものを、3年だけは、1学期末にもらうものを利用します。
つまり、高校1年の成績から高校3年の1学期の成績まで、全部の成績の平均点が評定平均となります。
そのため、高3になって、評定平均を上げようとしても、正直上がりません!
平均の仕組みを考えれば当たり前ですが、1年、2年の評定平均に対し、3年の1年分だけで上げようとすると、極端に上がらないと無理ですからね。
例えば、1年、2年の評定平均が3.5だった生徒が、受験時に評定平均4.0が欲しいからと、評定平均を上げようと努力する場合、3年の1学期の評定平均は何点が必要になると思います?
教科数にもよりますが、3年の1学期にオール5でギリギリ評定平均が3.5→4.0に届くかどうかです。
こうやって具体的に数字を入れて計算すると、評定平均を上げることの難しさが理解出来ると思います。
このように、高校3年間の評定平均は、急には上げられません。
高校1年生の入学時から、しっかり定期テストで得点を取るよう努力し続けた結果が高い評定平均に繋がっていきます。
特に今の大学受験は半数以上が推薦入試での入学となり、特に私立大学は、入学者の6割が推薦入試での入学となっています。
指定校推薦や、公募推薦、総合型選抜などの入試において、「評定平均」はとっても大きなウエイトを占める大切なものとなっています。
1学期の通知表の評定平均を出してみて、4.0を超えているかどうか、確かめてみてくださいね!
そして、高校時代は、ぜひ評定平均4.0以上をキープし続けられるよう、努力していきましょう!
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