英文法をきっちり学ぶとこんな英語もわかるようになります!

日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。

 

Youtubeで面白い動画見つけました。

英文法をきっちり学ぶとこんな英語もわかるようになります!

英語の情報発信をされているYoutuberのKevin’s English Room さんが、東大出身の知識集団QuizKnockとコラボしていました。

まずは、動画を見てみてくださいね!

 

 

面白い問題が多く出題されていた中で、気になったのが最後のこの問題。

 

The old dog the footsteps of the young.

 

と言う文を日本語に訳しなさいというものです。

 

ちょうど、夏期講習で英語の文法をがっちり学び直している高校生にも挑戦してもらいました。

 

まず、最初にこの文を見ると、「これ本当に文法あっていますか?」と聞いてきます。

 

そう、英文法の最大のルールである、文として成立するためには、必ず動詞がなければいけないということを考えたとき、この文には、動詞が無いように見えるので、これは英語の文としては正しくないと思ってしまうのです。

 

逆に、これが英語の文として正しいとすれば、どこかに動詞があるはずですね。

 

QuizKnockのメンバーも、「動詞がない!?」と言いながら、まずは動詞探しをしていました。

 

そう、英文を精読するときには、まず動詞をしっかり探し、その上で主語になる名詞(基本は文頭、もしくは動詞の前の名詞)と、動詞の種類や、動詞の後ろになにがあるかで文型を判断します。

 

theという冠詞は絶対に名詞のかたまりの前にあるので、以下の3つのかたまりに分解できました。

The old dog 冠詞+形容詞+名詞

the footsteps 冠詞+名詞

of +  the young  前置詞+冠詞+形容詞 (前置詞句)

 

でも、これだと、冒頭のように、動詞がないままです。

the の直後にある単語は、名詞のはずなので、the footsteps 冠詞+名詞  は確定です。(足音、足跡の意味)

逆に、of  the young のyoungは the の後ろにこれしか無いのでセットで「若者」という名詞になるんじゃないかと推測できます

(the +形容詞で名詞を作るものが多くあります)

じゃあ、最初の The old dog も、The old で「老人」だなと気づき、残った dog が動詞なんだろうなと想像します。

 

実は英語にはこうした動物の名前が動詞化した単語はいくつかあります。

fox the people(キツネ:人々をだます)、

pig at the dinner table(:食事のときにがつがつ食べる)

squirrel away the money(リス:お金をため込む)

 

こうした知識があると、dog も、犬のようになにかする動作だと想像がつくと思います。

 

The old dog the footsteps of the young.

は、「老人が若者の足音を追う」ですね。

 

警察犬のように匂いをかぎながら後を追うイメージが「dog」という動詞にはあります。

 

よく知っている単語ほど、思い込みが激しくなり、訳せないということがよくあります。

言葉にはいろいろな意味があるので、もしかして自分の知らない意味があるかも、と考えて英語と向き合うと発想が柔らかくなると思いますよ。

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