What brought you here? この意味わかりますか?
日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。
今年大きく変わった中学の教科書からの問題です。
目次
What brought you here? この意味わかりますか?
中学3年生の英語の教科書(New Horizon) のUnit2にこんな表現がでてきました。
What brought you here?
過去の中学の英語の教科書にはなかった表現です。
正直、はじめて見たとき、「え?これどうやって訳すの?」って思いましたね・・・
しかもこれ、主語がWhatだって気づかず、疑問文なんだから you が主語だと思い込んでしまうと、わけがわからなくなると思います。
文脈としては、こんな感じの海外から来てる先生と、生徒の会話の中で使われます。
聞かれた後の、ALTの先生の答えを見ると、
I Wanted to lean more about Japan. 「日本をもっと勉強したいとおもった(から)」
と答えています。
つまり、日本に来た理由は?と聞かれていることがわかります。
そう、What brought you here? の意味は、「ここ(日本)に来た理由はなに?」という意味です。
ただ、brought には「持ってきた」の意味しかありません。
では、理由という意味はどこから来たのでしょうか・・・
英語独特の「無生物主語」という文
中3生は、ちょうど、直前に make を使った文を習っています。
Playing sports makes me happy. (スポーツをすることは私を幸せにします。)
この形の文って、主語が人ではないいわゆる「無生物主語」なんですよね。
こうした、物や出来事などが主語になり、(もの)が、(人)を(どうする)という文は、英語ではよく使われる文ですね。
今回の What brought you here? も、まさに、この「無生物主語」の文で、直訳すると
「何があなたをここ(日本)に持ってきたの?」となり意訳すると「ここ(日本)に来た理由はなに?」という意味になるんですよね。
この「無生物主語」の英語を上手に作れるようになると、英語の表現能力が高まり、話のバリエーションが増えますね。
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