名古屋市立の商業高校がより魅力的に変わります!
日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。
今日は、今朝の新聞に紹介されていた、商業高校の学科改編、学科名称変更についてご紹介します。
目次
名古屋市立の商業高校がより魅力的に変わります!
今朝の中日新聞の記事です。
上半分は、愛知総合工科高専科(高校を卒業した後、さらに2年残って勉強する短大のような学校)のお話です。
話題にしたいのは下半分、名古屋市立の若宮商業と、名古屋商業、総合学科である西陵高校についてです。
西陵高校は、ここ数年、人気が高く、かなり倍率が上がっていますが、若宮商業と名古屋商業については、残念ながら人気が下がってきています。
商業科や、情報ビジネス科という名前が、中学生にとっては何を勉強するのかイメージがしづらいのが、人気低下の原因の一つと考えたのでしょう、学科名を大きく変えることにしたようです。
商業科→未来ビジネス科に変更することで、人気回復につながる?
こちらが、若宮商業の学科改編の内容です。
未来ビジネス科という形で一括募集し、高校2年生で、5つの特色あるコースに分かれる感じですね。
そしてこちらが、名古屋商業の学科名称変更の内容です。
商業科→オフィスビジネス科、情報処理科→ITビジネス科 という変更は、少しだけイメージがしやすくなりそうですね。
こちらが、この2校からのメッセージです。
若宮商業が「デュアルシステム」を導入します
若宮商業のメッセージの中に、みなれない「デュアルシステム」という言葉がありますね。
これは、ドイツで生まれた、就業と勉強を同時に行うシステムです。
日本では、完全に就職しつつ勉強というのは難しいので、企業に協力してもらい、定期的に会社で働く時間を設けてもらい、企業の中で働く経験を勉強の時間に行う感じになるかと思います。
これにより、就職する前に働くイメージが明確になったり、名前を知らない企業や、どんな仕事をするかよくわからない業務内容などを実際に体験できるので、就職のミスマッチが減るという利点があります。
現時点で、どの程度企業が協力してくれるかは不透明ですが、協力する企業としても、高卒の商業高校生がどの程度戦力になるのかを事前にわかるので、採用もしやすくなるというメリットがあるので、多くの企業が参加してくれるといいなと思います。
正直、コロナの影響で、求人が減りつつある中で、学生にとっても企業にとっても魅力ある仕組みになれば、お互いにプラスになると思うので、ぜひ成功してほしいと思います。
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