令和4年度 愛知県公立高校一般入試の志願者数、倍率が発表されました
日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。
ついに今年の公立高校入試の志願者数、倍率が発表されましたね
目次
令和4年度 愛知県公立高校一般入試の志願者数、倍率が発表されました
この日進西中学校の生徒たちが多く受ける普通科を中心に、今年の倍率を、過去5年間の倍率の推移とともに表にまとめてみました。
前年より倍率が上がったところは赤文字に、下がったところは青文字になっています。
【尾張1群 Aグループ 】
H30年度 | H31年度 | R2年度 | R3年度 | R4年度 | |
旭丘高校(定員増) | 1.68倍 | 1.56倍 | 1.78倍 | 1.65倍 | 1.48倍 |
松陰高校(定員増) | 2.61倍 | 2.74倍 | 2.12倍 | 2.50倍 | 2.28倍 |
昭和高校(定員増) | 1.86倍 | 2.10倍 | 1.62倍 | 2.43倍 | 2.08倍 |
名東高校(定員増) | 2.35倍 | 2.43倍 | 2.11倍 | 2.51倍 | 2.43倍 |
熱田高校 | 2.43倍 | 2.73倍 | 2.63倍 | 2.63倍 | 2.85倍 |
日進西高校 | 1.84倍 | 2.01倍 | 1.86倍 | 1.67倍 | 1.84倍 |
豊明高校 | 1.78倍 | 1.76倍 | 1.66倍 | 1.54倍 | 1.66倍 |
【尾張1群 Bグループ 】
H30年度 | H31年度 | R2年度 | R3年度 | R4年度 | |
菊里高校 | 2.78倍 | 2.63倍 | 2.42倍 | 2.47倍 | 2.47倍 |
天白高校 | 2.84倍 | 2.79倍 | 2.71倍 | 2.65倍 | 3.02倍 |
名古屋西高校(定員増) | 2.49倍 | 2.86倍 | 2.55倍 | 2.48倍 | 2.31倍 |
東郷高校 | 1.84倍 | 1.97倍 | 1.79倍 | 1.54倍 | 1.93倍 |
日進高校 | 1.09倍 | 1.13倍 | 1.01倍 | 0.95倍 | 0.93倍 |
愛知総合工科高校(定員減) | 1.70倍 | 1.53倍 | 1.93倍 | 1.30倍 | 1.63倍 |
名古屋商業高校 | 2.05倍 | 1.93倍 | 2.17倍 | 1.68倍 | 1.94倍 |
全体の倍率は? 公立離れが収まった?
4年分の募集定員、受検者数、平均倍率、実質倍率を表にしてみました。
平成31年 | 令和2年 | 令和3年 | 令和4年 | |
募集定員
(前年比) |
42,959人
-815人 |
42,670人
-289人 |
41,343人
-1,327人 |
41,991人
+648人 |
受検者
(前年比) |
45,278人
-1,134人 |
44,151人
-1,127人 |
40,961人
-3,190人 |
42,246人
+1,285人 |
平均倍率 | 1.89倍 | 1.84倍 | 1.74倍 | 1.77倍 |
実質倍率 | 1.05倍 | 1.03倍 | 0.99倍 | 1.01倍 |
昨年大きく減った中3人口が、今年は少し戻っている影響で、定員を大きく増やしています。
昨年は、定員を減らした以上に公立高校への受検者が大きく減りましたが、今年は逆に、増やした定員以上に受験者が戻ってきています。
結果的に、実質倍率(公立高校を受験する生徒数÷公立高校全体の定員数)がギリギリ1倍を超えてきました。
昨年までの公立離れの流れが少し収まったかなという印象ですね。
定員増の普通科の高校は、倍率が少し下がりました!
この地域の生徒たちが通いやすい高校が尾張1群に固まっているので、尾張1群のみの主な高校をピックアップしています。
定員が増えた、松陰、昭和、名東高校、名古屋西は、倍率が少し下がりました。
ただ、それ以外の高校の倍率が意外に持ち直しているのには驚きました。
天白高校も久々に倍率が3倍を超えましたしね。
来年度から制服が変わる東郷高校も倍率が上がりました。
3年ぶりに定員割れを回避する可能性が出てきましたね。
積極的に私立を選び、公立高校離れが進んできたここ数年の流れに、少し逆らうような感じがします。
コロナが長引く中、家計の事情で積極的に私立を選びづらくなった家庭が出てきているのかもしれませんね。
推薦をもらった生徒は、推薦志願者数に注目を!
倍率と合わせ、推薦の志願者数も、今日の発表資料から読み取ることができます。
普通科の場合、定員の10~15%程度が推薦入試での定員となります。
専門学科の場合は、30%~45%程度と、普通科に比べるとかなり多くの人数が推薦入試の定員となります。
自分の志望する高校の定員の10~15%(専門学科の場合は、30~45%)を掛けて出た人数と、推薦志願者数の人数を比べ、推薦志願者のほうが少ない場合、推薦定員未満ということで、合格の確立がかなり高くなります。
逆に、定員を大きく超えているよう場合は、推薦での合格に過度な期待をせず、しっかりと当日点が取れるように準備し、一般入試に回されても余裕で合格できるように準備をしておきましょう!
セルモでは、今年、1名の塾生が、公立高校の推薦を頂くことができました。
今回は、定員内なので、推薦での合格に期待が持てます。
公表されている推薦入試の定員に幅があり、高校によっては、最小の10%までしか推薦でとらないところもあれば、逆に15%を少しはみ出してもとる高校もあったりします。
数字を見て安心しきって学力テストの勉強の手を緩めてしまうことのないように気を付けましょう。
あと2週間! とにかく全力で当日点を1点でも多く取れる勉強をしていきましょう!
倍率をみて、ほっとしてる生徒、頭を抱えてる生徒、色々あると思います。
ただ、倍率に一喜一憂することなく、これから先は、当日の学力テストで1点でも多くとることだけに専念しましょう!
笑顔で受験が終われるように、あと2週間、全力で突っ走っていきましょう!
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