予想以上に下がった!? 令和8年度 愛知県公立高校入試の平均点は?

今年も例年同様この時期に公立高校入試の平均点が公開されましたね。
こちらが公開された、今年公開された平均点、および、過去の平均点の一覧です。

一気に平均点が下がりました。
マークシートになってから過去最低、記述式の時代でも、ここまで低いのは、2019年、2020年の2回だけですからね。
2月の入試直後には、自分が解説した数学は、かなり平均が下がって10点台になるだろうと予想しましたが、そこまでは下がらず11.3点でした。

また、昨年易しかった(平均が高かった)国語と、英語がそれぞれ2点づつ下がったのが平均を大きく下げた要因となっています。
加えて、年々難しくなっている理科がとうとう平均9.9点と10点を割ってしまいました。
100点満点換算で45点と、かなり難しくなっているのがわかるかと思います。
ただ、全体を通しての感想としては、過去の問題の難易度と比較して、それほどむつかしくなっていないのに平均が大きく下がった印象があります。
つまり、問題が難しくなっただけでなく、受験生が得点を取れなくなってきているのでは・・・とも考えられます
来年以降はどうなるのか?
今年の問題は全体的に難しくなったとはいえ、昨年から平均点が5.6点も下がるほど一気に難化したかと言われるとそこまでではない印象です。
そのため、来年の入試問題が今年と比べて易しくなる可能性は少なく、今年と同程度の難易度のまま据え置かれるのではないかと予想します。
マークシート形式の過去問も4年分あるので、しっかり過去問と向き合い、得点を取れるようトレーニングしておきましょう。
おまけ:塾長の考察
私立の無償化に伴い、公立高校の偏差値50未満の高校の多くが定員割れを起こしています。
こうなってくると、このレベルの高校を受験する受験生にとって高校入試に向けた勉強のモチベーションが過去に比べると上がりにくくなっていることは容易に想像できます。
一方で、名古屋市内など偏差値50を超える公立高校はどこも倍率が高く競争が激しいことから、1点でも多く取らなければと言う受験生のモチベーションにつながっています。
つまり、上位・中位の公立高校を受験する生徒の受験に対するモチベーションと、定員割れが予想される高校を受験する生徒たちのモチベーションには大きな開きが出てきていることが予想されます。
特に、上位・中位の公立高校を受験する生徒たちは、今年の平均点が下がっていたから問題が難しかったとは思わず、昨年以外の年度と同じぐらいの点数を取れるようトレーニングしておく必要があると考えます。
社会の得点が年々上がっているのは、まさに問題に慣れてきたからだと考えられます。
実際解いてみると、そこまで難易度は変わっていない印象ですが、得点(平均点)が毎年上がっていますからね。
グラフや資料から読み取って答える問題は、慣れないと難しく感じますが、読み方が分かれば、答えは問題に書いてあるのと同じなので一気に簡単に感じるようになると思います。
英語も、リスニングがこれまでの単純な正誤問題ではなく、地図の場所だったり、本の冊数や時刻表からの時間の計算だったりが増えています。
これらについても、しっかり聴けるよう耳を鍛え、得点を取れるようにトレーニングしておきましょう!
上位高を狙う生徒にとっては、どの年の過去問も同じような点数が取れるようしっかり鍛えておきたいですね!
