年内入試に必要な「小論文」 ”それはあなたの感想ですね”って言われないためには何に気をつけるべきか。
日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。
卒塾生から年内入試に向けての相談をもらいました。
目次
年内入試に必要な「小論文」 ”それはあなたの感想ですね”って言われないためには何に気をつけるべきか。。
先日大学のオープンキャンパスに行って年内入試(公募推薦)の過去問をもらってきた卒塾生から相談を受けました。
過去問といっても、問題が小論文のため、3年分の小論文のテーマをもらってきた感じですね。
さて、年内受験を小論文でチャレンジする場合、こうした過去問を見て、どんなテーマで小論文を書くことになるのかな?ってまずは考えると思います。
小論文とはいっても作文と大して変わらないよね~って感じで、サクサクって書いて練習すれば大丈夫! なんて思っていませんか?
そんな感じで書いた小論文は、ひろゆきに「それはあなたの感想ですね!」って言われちゃいますよ(笑)
特に、小論文に慣れていない生徒がやりがちなミスがこちらです。
- 問題文の指示に正しく答えていない
え? 問題文の通りに書くだけでしょ?って思うかもしれませんが、小論文の対策をしていない生徒にとって、問題文の指示に答えることってかなり難しいんですよね。
たとえば、こんなテーマが出題されていました。
「健康栄養学科」での学びは、少子高齢化の日本において、どのような意義があると考えますか。複数の視点からあなたの考えを述べて下さい。
書かなければいけないのは、複数の視点からのあなたの意見です。
何についてか、「健康栄養学科」での学びの意義 ですね。
おっと、条件がついていますね。 そう、少子高齢化の日本においての意義を書く必要があります。
ちなみに、管理営業学科で何を学ぶかを知っていますか?
それを調べておかないと、管理営業学科での学びの意義って書けませんよね。
たった1文の指示ですが、気をつける点はかなり多くあります。
指示を守った上で書くことで、初めて採点してもらえると思ってくださいね。
では、小論文による入試を突破し、大学生活でもレポートが楽に書けるようにするには、どんな力をつければよいのでしょうか?
小論文で入試を突破し、大学でレポートが楽に書けるには「文章の型」が必要です!
小論文を書くのに必要な力、実はそれは能力ではなく「文章の型」です。
文章の型なので、知っているかどうか、また知っていてそれを使いこなせるかどうかで、小論文は簡単に書けるようになります。
ただし、入試直前にこの「文章の型」を教えてもらって何回か練習をしても、小論文を書けるようにはなりますが、入試を突破できるだけのレベルの小論文を書けようにはなれないでしょう。
それはなぜか?
理由は、子どもたちが自ら「考える」ことをしてきてこなかったことにあります。
小論文を書くための「文章の型」を手にしても、そこに書くのは「あなたの考え」であり、その考えは感想ではなく客観的な事実などから導き出された論理的な考えでなければいけません。
そうした論理的な考えを教えられず、また考えることをしなくても済む生活をしてきた子どもたちにとって突然「考える」ことを要求されても簡単にはできるようにはなりません。
子どもたちの生活を見てみると、今の子どもたちは与えられることが多すぎて、自分で何かを考えて選んだり行動したりすることがほとんどありません。
これは、学校だけでなく保護者さんや周りの大人の関わり方にも責任があります。
子どもを信じず、任せることをせず、常に大人が指図したり誘導したりしていたら子どもは考えなくなりますし、むしろ「なぜこんなことをするのか?」と考えてしまうとかえって大人との軋轢を生むため考えることをやめてしまいます。
こうして考えることをしなくても毎日が過ぎていく生活をするなかで「考える力」が育つとは思えませんよね。
ではなぜ当塾の生徒は小論文での入試を突破できたのか?
「文章の型」を教えてもらうだけでは突破できない小論文での入試を、なぜ当塾の生徒は二人とも突破できたのでしょうか?
これはひとえに「考える力」として「方眼ノート」を手渡し、塾での時間はすべて自ら考えて行動してもらっているからです。
当塾では「放牧メソッド」として、生徒たちにあれこれ指図することなく、生徒自らが考え行動することを求めています。
今日は、どの教科を勉強しようか? ワークをやるかPCで演習をやるか、どの範囲を学習するか、今なにをやるべきなのか?
それらをすべて生徒自身で考えることを求めていますし、生徒たちも自分で考え決めたことなので、楽しそうに学習してくれています。
こうした日々の考える経験と、考え方のツールとしての「方眼ノート」を使いこなすことを行ってきたので、高3になっていざ小論文を書こうとした際、「文章の型」を伝えるだけで入試を突破できるレベルの小論文を簡単に書き上げてしまいます。
実際、今年の生徒に予備校講師のオンラインによる小論文の書き方講座を受講してもらい、文章の型を学んでもらった際、練習問題や過去問に挑戦したらあっという間に合格レベルの小論文を書けるようになりました。
生徒にしてみたら、普段から「方眼ノート」を使って考え「方眼ノート」に書いてきたことを「型」にはめ直す作業をするだけという感覚だったようですね。
方眼ノートを使えば、「小論文」が簡単にかけるし、志望理由書も面接対策もバッチリです!
方眼ノートによる「考える力」を中学生のうちに身につけることで「考える」ことが難しいことではなくなり、小論文を書いたり、志望理由書や面接でどう答えたらいいかを考えるのも簡単に、しかも論理的に考えることができるようになります。
しかも、大学入試で役立つだけでなく、大学に入学後に数多く書かなければいけないレポートや卒業論文を書く際にもとても役立ちます。
さらに、社会に出てからも、上司や社内への報告書の作成や、お客様への説明など、こうした論理的に書かなければいけない文章すべてに役立ちます。
ある意味、人生をよりよく生きるためのとっても大切な「武器」を手にしているとも言えますね。
こんな力を手にできる「方眼ノート講座」、ぜひ受講してみませんか?
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お子さんの主体性を育みながら、高い学力が身につくセルモのパソコン個別学習を無料で体験していただくことができます。
- パソコン学習ってどんなの?
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