ＡＩ（ChatGPT)が更に進化！　最新のo3では苦手だった数学でも東大の理系問題で合格できるレベルに！

日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室　塾長の西尾です。

ChatGPTの進化が止まりません

ＡＩ（ChatGPT)が更に進化！　最新のo3では苦手だった数学でも東大の理系問題で合格できるレベルに！

ChatGPTが4月17日に新たな高性能推論モデル｢o3｣とハイバランスモデル｢o4-mini｣を実装しました！

それぞれo1とo3-miniを進化させたもので、特にo3はo1から劇的な進化を果たしています。

これらは、いままでデフォルトで使っていたChatGPT-4oのような対話レスポンス重視のタイプではなく、じっくり考えて答えを出す「高性能推論モデル」となっています。

そのため、対話型では苦手だった数学に対する正答率が飛躍的に伸びたとのことで、こんな記事がでていました。

東洋経済オンライン

｢ChatGPTが東大入試解いてみた｣驚く結果の中身 2025年1月末、ChatGPTの開発元であるOpenAIは、新しい推論モデル「o3」およびその軽量版「o3-mini」を公開しました。これらのモデルでは前世代のモデル「o1」の性能を大幅...

こちらは、フルスペックのo3ではなく、o3-mini high のモデルを使っていますが、それでも、東大理系数学のテストで合格点が余裕で取れるレベルに成長しています。

解説のまだない過去問を解いてもらって解説してもらったら・・・

そこまで、数学への対応ができるようになったのなら、今年ウチの生徒が目標としている大学の学校推薦型で必要な数学と物理の過去問について、実際に正解ができるか、そしてわかりやすい解説が可能かを試してみました。

すると・・・

数学も、物理も、余裕で全問正解です！ｗ

しかも、詳細な解説をお願いすると、過去問解説にありがちな途中式の省略もなく、計算過程もかなり細かくステップバイステップで教えてくれます。

数Ⅲレベルの問題だと指導が厳しい私でも、ChatGPTの解説を読めば、十分理解し、正解が導き出せるレベルのものでした。

しかも、問題から入試としての難易度やどういった力が必要かといった問題分析も行ってくれるので、これまで、大手予備校や塾が強かったこうした入試問題に対する分析や解説、その後の計画立案なども、ChatGPTで十分に対応できるようになるため、本当に塾や予備校が不要になります。

実際に、勉強計画を作ってもらいましたが、これまでなら専門家に頼まなければ行けないレベルのクオリティの計画をあっさり作ってくれましたね。

大手予備校は大慌でしょうが、ウチのような小規模個人塾にとっては、追い風です。

生徒が学習する「場」の提供に加え、学習計画、そして質問対応をこれまで以上のクオリティで提供できますからね。

あとは、生徒にスケジュール通り実行してもらいながら、現実のとのギャップを逐次修正しつつ、合格までまっすぐに突き進んでもらいましょう！