日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室　塾長の西尾です。

本日、発表された、第2回の進路希望調査結果についてご紹介します。

第２回進路希望調査の結果が公開されました！ 公立高校志望者は過去最低に！

今月初めに中学校に提出した、進路希望調査の回答が今朝の中日新聞に掲載されていましたね。

こちらから閲覧できます

昨年にくらべ、公立高校への希望者は昨年の同調査との比較で1,493人も減っており、比率も過去最低の62.4％となりました。

逆に、私立高校希望者は599人増えていますね。

昨年あたり入試改革の影響もあって、少し公立離れにブレーキが掛かったようにも見えましたが、また公立離れが増えていきそうな予感がします。

率にすると1.1％の増加ですが、過去一貫して公立高校希望者が下がり続けてきた現状を考えると公立高校離れにも少しだけブレーキが掛かったようにみえます。

これは、昨年の入試制度改革で、公立入試の日程が2月22日に、公立高校の推薦入試が2月6日に終わるようにと前倒しになったことで、公立高校を選びやすくなったことと、昨今の景気状況で、学費の補助はあるものの、やはり私立より公立へ行って欲しいという家庭の事情も後押ししているのかもしれませんね。

手元にあった、過去10年の公立高校・私立高校希望者の推移をグラフにしてみました。

H28年までは、中学校卒業見込み者の70％がこの12月の時期でも公立高校への進学を希望していましたが、年々下降し、今年は62.4％まで下がってしまいました。

逆に私立高校は、私立高校無償化の年収制限枠が大きく緩和された令和2年以降23％台をキープ、昨年一時的に下がったもののわずか1年で戻っていますね。

例年お伝えしていますが。あくまで、11月末時点の調査結果なので、参考程度に考えて、あまり、倍率の高い低いに一喜一憂しないようにしましょう。

中学卒業見込者の進路希望調査結果（令和6年第２回）

2024年12月調査　第２回進路希望調査結果・日進名古屋近隣校抜粋バージョン(群共通校は１群掲載)

1群Aグループ

定員が1クラス減った松蔭の倍率が上がっています。

また熱田高校は、1年おきに倍率が上がったり下がったりといった感じで、今年は倍率が高い年にあたります。

日進西高校は、今回の調査でガクンと下がった感じがあります。

１群Bグループ

こちらも、定員が1クラス減った天白高校、中村高校の倍率が上がっていますね。

今年の定員変更については、こちらの記事を参照ください。
こちらの地区だと、松陰高校、中村高校、天白高校、愛知総合工科高校が定員を1クラス減らしています

日進市の学習塾【個別学習のセルモ】

2024.10.22

令和７年度愛知県公立高校入試の定員が発表されました！　松蔭や天白といった人気...

https://selmo-nisshin.com/2024-10-22-exam-capacity

日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室　塾長の西尾です。 今日は、先日発表された、愛知県公立高校の入試の定員についてご紹介します。令和７年度愛知県公立高校入試の定員が発表されました！　生徒数減少に合わせて１３学級減となりました。上記資料のPDFはこちらから一昨年、昨年と生徒数の大きな動きがなく、数クラス分の削減だった定員ですが、今年は久々に２桁、13クラス520...

専門学科（商業系・工業系）

専門学科は、ここ数年人気が少しづつ戻ってきているのを感じます。

今年の定員を減らした愛知総合工科も倍率が上がっています。

ただ、昨年人気が高くかなり倍率が高くなってしまった愛知商業は少し落ち着いた感じがします。

以上です。気になったところに色をつけておきました。赤がUP、青がDOWNです。

何度も言いますが、あくまで現時点の参考値的な倍率です。

この結果に一喜一憂せず、今自分が何をしなければいけないかを考え、行動しましょう。

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