入試対策講座 第4回 実際の選挙期間中は、学びがいっぱいです!
日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。
今日は、第4回の入試対策講座を実施しました。
目次
入試対策講座 第4回 実際の選挙期間中は、学びがいっぱいです!
今日は高校入試対策講座の4回目です。
中3生の社会は、今ちょうど、公民で政治の仕組みを習っているところであり、その期間中に衆議院議員選挙があるって、ある意味ラッキーですね。
塾にも来週の日曜に行われる衆議院議員選挙にむけて選挙公報が届いていました。
一つは、小選挙区のもの。
ここ日進市は愛知7区なので、7区に立候補した候補者3人の写真と公約が掲載されています。
小選挙区は選挙区で1人の候補者しか当選できないため死票が多く、また少数政党に不利と言われています。
もう一つの選挙公報は、比例区のもの。
こちらは、東海選挙区(愛知・岐阜・三重・静岡)のもので、政党名で投票するため、政党の公約が載せられています。
投票は政党名で行われ、得票数に応じてドント式で議席数が決まる仕組みで死票が少ない制度です。
ここで、日本の衆議院議員選挙は、小選挙区比例代表並立制という小選挙区制と、比例代表制の2つを組み合わせた形で行われます。
小選挙区に立候補した候補者は、比例区でも重複立候補ができ、一人しか当選できない小選挙区で負けたとしても、その惜敗率(1位の人にどこまで迫ったか)で比例区として復活当選が可能な仕組みです。
小選挙区で落選した議員に投票された票は、死票となりますが、その数が多く接戦になれば比例区で復活当選の可能性が上がるという特徴もありますね。
最後の1枚は、選挙公報ではなく、審査公報です。
これは、三権分立における国民の関わり方の一つ、最高裁判所裁判官への国民審査のための公報となります。
司法(裁判所)・立法(国会)・行政(内閣)の国の3つの権力がそれぞれ独立して権限を行使し、互いに抑制し合うことで権力の濫用を防ぎ、国民の権利と自由を保障する「三権分立」の原則が日本国憲法で定められています。
そして、これに加え、国民がこの3つの権力とどう関わるかも大切です。
立法(国会)に対しては、今回行われる「選挙」で民意をしめします。
行政(内閣)に対しては、世論を形成し、内閣に影響をあたえます。
そして、司法(裁判所)に対しては、衆議院議員選挙と同時に行われる「国民審査」で民意を示すことになります。
今日の社会の授業で、実際の紙面を見せながら丁寧に説明したところ、授業で名前だけ知っていたものが、一気にリアルになって理解ができたとの感想がありましたね。
方眼ノートでの振り返りを通じて、自分の「勉強のトリセツ」を作ってもらいます。
5教科の講座終了後、今日の講座で学んだこと、気づき、やるべきことを方眼ノートにまとめてもらっています。
今回は、社会の授業で行った政治に関しての感想が嬉しかったですね!
方眼ノートでの振り返りを通じて、自分の問題を解くときのクセに気づいてミスを無くすようにしたり、自分に合った勉強法を見つけてもらっています。
ある意味、自分の勉強の「トリセツ」作りですね。
これを人に作ってもらうのではなく、自分で作ることにとっても大きな意味があります!
人に言われてやる勉強ではなく、自分が進んでやる学びを実践してもらいます!
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