あんなに頑張ったのに、テストで点が伸びない・・・ その理由は?
日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。
西中の中間テストの返却がはじまりました。
目次
あんなに頑張ったのに、テストで点が伸びない・・・ その理由は?
先週の木・金で行われた日進西中学校の中間テストの返却が始まりましたね。
早速生徒がわかりやすい反応を示していました・・・
テスト前、長時間頑張って勉強していた生徒です。
ただ、結果は思っていたものとは違いました。
なぜ、あんなに頑張ったのに、テスト結果に繋がらないのか。
こんな場合、2通りのパターンが考えられます。
一つは、成長の踊り場にいる場合。
学校などの勉強は、できなかった生徒が単純に勉強をする、勉強時間を増やすだけで成績が上がり始めますが、あるタイミングで伸び悩む時期に差し掛かります。
専門家は、これを「学習の停滞期」、または「プラトー期」というそうです。
伸び悩む時期は誰にでもあると知っているだけでも、焦りがなくなるので効果があると思います。
この、伸び悩む時期は、メンタルがやられやすいので、客観的に、これまでやってきた学習や、過去の成長をしっかり振り返ることで、メンタルが折れず、次の成長期まで頑張れるようになります。
映画「ビリギャル」の中でも、停滞期に入ったさやかちゃんが、塞ぎ込んでいたシーンがありましたね。
その後、慶応大学に見学に行ったことで、自分の勉強の目的を思い出し、停滞期を抜けていきます。
もう一つが、そもそも、勉強の中身が伴っていない場合です。
確かに長時間勉強していたかもしれませんが、本当に自分に負荷をかける勉強をしていたのでしょうか?
できるところを何度も繰り返して、できないところから目を背けていなかったでしょうか?
あるいは、ワークや問題集をやり込む時、やり込む事自体が目標になってしまい、本当に理解したかどうかのチェックが疎かになっていなかったでしょうか?
社会や理科などは、問題の答えを覚えるぐらいやり込むと良いとは言われていますが、例えば、今覚えてすぐ、チェックすれば、たしかに覚えているでしょう。
でも、覚えた後、数日とか時間を空けてからチェックすると単純に暗記しただけのものって忘れてしまっているケースが多くあります。
覚えた直後に復習するのではなく、忘れたかな?って思うぐらい期間を空けて再挑戦するといった、負荷の掛け方が必要です。
また、同じ問題を繰り返しやって問題の解答を覚えてしまうようであれば、なぜその解答になるか「説明する」という行為をくわえるとより負荷が高まります。
答えがそうなる理由を説明するためには、知識と理論がしっかり理解できている必要があります。
人に説明することで、そうした理解ができているかのチェックにも役立ちますね。
子どもを信じ、失敗から学ぶ機会を与えてあげましょう!
あんなに頑張ったのに成績が伸びなかった・・・って辛い思いは、誰もしたくないし、させたくないですね。
でも、だからといって、周りの大人が、先回りしすぎるのも良くないと考えています。
当塾では、生徒の勉強法が上手ではなくても、受験までまだ時間がある時は、しっかり失敗してもらいます。
そうした失敗を経験し、その上で、どうすればいいかを自分でもしっかり考える経験をして、初めて人は成長できると信じています。
失敗させたくない大人って、子どもが一人では失敗から学べない、立ち直れないと思い込んでいるから先回りしようとします。
でもそれって、子どものことをできないと決めつけていますよね。
できないと決めつけ、先回りし続けると、結果、その子の成長する機会を奪ってしまうことに繋がります。
お子さんを信じ、思い切って失敗させてあげてください。
そして、その失敗から一緒に学んで行きましょう!
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