これって英語のテスト? 自分の考えを書いたらバツになるってなぜ??
日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室 塾長の西尾です。
先日、ある中学校の英語の問題におやっと思うものがありました。
目次
これって英語のテスト? 自分の考えを書いたらバツになるってなぜ??
ある中学2年の英語の問題です。
あなたは自分の傘をなくしてしまいました。あなたはどんな気持ちになったでしょうか。
そのことを不定詞を使って7語の英語で表現しなさい。
自分の気持を英語で表現する、いい問題ですよね。
ただ、不定詞を使って7語の英語で表現しなさい と制約があるのが気になります。
不定詞を学んだので、不定詞を使って表現することは理解できますが、自分の気持を表現するのに7語という制約は要らないですよね。
これ、誤数制限をつけないと、いろんな回答が出てきて、採点が大変になるからという先生の思いが透けてみえます。
解答としては、
I was sad to lose my umbrella.
と7語で書いて欲しい感じですね。
でも、ボロボロになった傘を無くしたときは、もしかして新しい傘が手に入るとハッピーに感じるかもしれません。
I was happy to lose my umbrella.
傘を無くした自分に腹を立てるかもしれませんね
I was angry to lose my umbrella.
自分の考えを書いたらバツっておかしくない?
I was happy to lose my umbrella. (傘を無くしてよかったです)って回答した生徒が、×をつけられたと塾生から聞きました。
問題には、はっきり あなたはどんな気持ちになったでしょうか。 と書いてあります。
自分の気持であれば、良かったとおもっても、怒ったとしても問題ないはずですが、英語の先生は、「普通は傘を無くしたら悲しいでしょ」って・・・
普通って何でしょうね。
こうやって、テストの回答で、先生の期待する回答を書くことを強制されていくうちに、自分で考えることを放棄してしまいそうです。
英語のテストなら、英語の能力を図るだけのテストにして欲しいですね。
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