日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室　塾長の西尾です。

今日は、昨日発表された、愛知県公立高校の入試の定員についてご紹介します。

入試定員は、7年連続の減少！　7年間で最も多い減少数！　公立高校全体で33クラス1320人減！

入試の定員が７年連続の減少ということで、３大都市圏の愛知県でも、既に少子化の影響がでていますね。

入試の定員は、受験生の人数の増減に合わせて、変更されるので、全体の倍率には大きな影響は無いのですが、学校単位では、１クラス減ると、約10～15％程度の定員減となるため、大きな影響があります。

特に今年は、8クラス、320人減　→　33クラス1320人減と　過去7年間で最大の減少幅であり、影響する学校が多いため注意が必要です。

10月に発表された、第一回進路希望調査の結果で、倍率が高かった高校で見てみると、松陰高校、名東高校あたりが、削減前の倍率で、3倍を超えており、今回の削減を受け、倍率がかなり高くなることが予想されます。

ただ、以前以下の通りに記事にした、進路希望調査の結果を見ると、公立高校への希望者が、少子化の影響以上に大きく減少しているのがわかります。

日進市の学習塾【個別学習のセルモ】

2020.10.10

愛知県より、第１回目の進路希望調査結果が発表されました！　そこから見えた驚く...

https://selmo-nisshin.com/2020-10-10-survey

日進市で、主に日進西中学校の生徒を中心に、生徒みずから主体性を持って学び、自分のペースで勉強できる、ICTを活用した自立学習による学びの場を提供している、セルモ日進西小学校前教室　塾長の西尾です。 今朝の新聞に進路希望調査の結果が掲載されていましたね。愛知県より、第１回目の進路希望調査結果が発表されました！　そこから見えた驚くべき数字とは！？毎年この時期になると、夏休み明け（9/10）に中３生から集計した進路希望調査の結果が愛知県より纏められて発表され、新聞にも掲載されます。こちらから、オリジナ...

公立高校希望者が、昨年比で、-3535人と大きく減少しており、定員減の人数1320人より、希望者の減少数のほうが、3倍近く多いので、全体を通しての倍率は、大きくは上がらないと考えます。

つまり、人気高校では、定員減の影響で倍率は上がるものの、全体を通しての倍率は、むしろ下がるのではと予想しています。

今年、定員減の高校は、この33校

では、今年はどこの高校の定員が変更になったのでしょう。

尾張地区　（普通科）

名東高校　１クラス　40人減　320人→280人

桜台高校　１クラス　40人減　320人→280人

守山高校　１クラス　40人減　200人→160人

惟信高校　１クラス　40人減　320人→280人

松陰高校　１クラス　40人減　360人→320人

昭和高校　１クラス　40人減　360人→320人

鳴海高校　１クラス　40人減　320人→280人

瀬戸高校　１クラス　40人減　240人→200人

春日井東高校　１クラス　40人減　200人→160人

日進高校　１クラス　40人減　160人→120人

犬山南高校　１クラス　40人減　240人→200人

丹羽高校　１クラス　40人減　320人→280人

一宮北高校　１クラス　40人減　240人→200人

尾西高校　１クラス　40人減　160人→120人

津島北高校　１クラス　40人減　120人→80人

稲沢東高校　１クラス　40人減　160人→120人

海翔高校　１クラス　40人減　120人→80人

美和高校　１クラス　40人減　240人→200人

常滑高校　１クラス　40人減　240人→200人

内海高校　１クラス　40人減　120人→80人

武豊高校　１クラス　40人減　200人→160人

三河地区（普通科）

衣台高校　　１クラス　40人減　240人→200人

加茂丘高校　１クラス　40人減　120人→80人

足助高校　１クラス　40人減　120人→80人

三好高校　１クラス　40人減　160人→120人

岩津高校　１クラス　40人減　120人→80人

一色高校　１クラス　40人減　200人→160人

福江高校　１クラス　40人減　120人→80人

御津高校　１クラス　40人減　120人→80人

蒲郡東高校　１クラス　40人減　200人→160人

工科高校・商業高校・総合高校

春日井工科高校　機械科　40人減　80人→40人（ただし一括募集）

佐屋高校　生活文化科　40人減　80人→40人

豊橋商業高校　国際ビジネス科　40人減　80人→40人

西尾張を中心に数多くの高校の定員が減っています。

上記通り、尾張地区の定員減の高校は、西尾張地区が8校、名古屋市内は7校、知多地区の3校、東尾張地区が3校で、尾張地区全体で21校と、尾張地区で大きく定員が減っています。

一方、商業、工業（工科高校）の定員減は1校づつだけでしたし、工科高校に変わってから、一括のくくり募集となったので、選びやすくなったと言えると思います。

大きく数が減っているとはいえ、少子化で、受験者も減っていますし、私立人気で、公立希望者も減っています。

定員より、それらの減り方のほうが多いので、あまり心配しなくてもよいと思いますが、松陰、名東といった人気高校を希望している生徒だけは、影響は避けられないかなと思います。

どんな倍率になっても合格できるよう、残り4カ月、全力を尽くして頑張りましょう！

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